二次創作をメインにネット小説などを紹介するブログ


by grass_noppara
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

カテゴリ:駄文( 43 )


「はーい、これから錬金科の見学に行こうと思いま~す」

 休日の早朝、寝起きの頭を覚ましながら能天気な相棒の声を聞いている。
 ツェルニで講義が始まり、最初の休日だと言うのに朝からコレの相手をしないといけないと考えると思わず溜息が出るな。

「溜息付いてると不幸になるぜ? まぁ、俺と出会った時点で幸せの絶頂って奴だから後は堕ちる一方って意味なら判らなくもねぇけどな」

 わざわざ笑顔で益体も無い事を言っているが、要するに錬金科で新しい錬金鋼を一緒に吟味しようと言う事だと判断した。
 そう言えば、寮を探すとか言っていたが見つかったのか?
 基本的に思いつきで生きているような人間だ、見つかって無くても全然不思議ではないが。
 以前迷惑を掛けたロスさんは確か兄と一緒に暮らすと言っていた。
 全く、彼女を見つけるたびに攫って俺の前に連れて来られても困るんだがな。
 なんと言うか、猫が狩った獲物を飼い主に持ってくる姿を思い出す。
 もう少しエディには落ち着いて欲しいものなんだが。

「とりあえずだ、着替えるから其処の窓を閉めてパンを焼いておいてくれ、ついでに湯を沸かしてコーヒーも頼む」
「了解了解っと。ジャムとかマーガリンは冷蔵庫か? あ、少し足りねーし、卵とかハム焼いていい?」
「たかるな・・・いや、まぁいい。卵を焼くならスクランブルエッグにしといてくれ」
「へいへーい、さっさと着替えて来いよー」

 わざわざ私服を選ぶのも面倒なのでハンガーにかけた制服の準備をしながら本日二度目の溜息をつく。
 全く、ツェルニに来て、寮も別だと言うのに朝の騒がしさは以前のままだ。
 その事に、多少の安心と多量の不満を感じる訳だが、ま、今更だな。




「それで、当てはあるのか?」

 錬金科、正確には錬金鋼の製作や調整、それと研究を行っている工業区に向かいながら、エディに尋ねる。
 この一週間、最初の講義以来あれこれ色んな種類の錬金鋼を試していたのは知っているが、結局これといったモノは見つからなかったらしい。
 実用性とインパクト、どちらが欠けても美しくないとかなんとか、正直、美しさを気にするならもう少し見た目に合った喋り方をすれば良いのにと思う。
 この学園都市で講義が始まってやっと一週間、俺にもエディにも錬金科にコネも無いはずだが、小隊に勧誘とかもされてたようだし何か耳寄りな情報でも手に入れてきたのだろうか、そう思っての話題だったが。

「うんにゃ、全然」

 あっけらかんとした顔でそう答えられると正直、怒るより何より呆れてしまう訳だが、全く困った奴だ。
 学園指定の錬金科の窓口は何処だったかと自分の記憶を探ってみるが、いっその事、一度武芸科まで向かって練習に来ている先輩方に当たったほうが早いかもしれないな。

「いやさ、全く当てが無いわけじゃなかったんだけどにゃー。冷静に考えて今の時点じゃハーレイもキリクも二年生って事は、錬金科入ったばかりなわけじゃん。最有力候補の複合錬金鋼(アダマンダイト)も多分研究すら始まって無いしにゃー」

 聞き覚えの無い固有名詞、また例の鋼殻のレギオスとやらの話だろうか?
 エディのこれには、時と場合によっては有用な情報が出てくる場合もあるんだが・・・大抵は意味の無い知識が多い。
 【複合錬金鋼(アダマンダイト)】と言う言葉は少々気になるが、まぁ、今は良いだろう。

「せめて形状くらいは考えてきたのか? あまり形が違いすぎるといざ自分の得物を使う時に困るだろう、糸の細さに制限を掛ける程度で妥協しておけば良いんじゃないか?」

 まぁ、やろうと思えば多少糸が太かろうと講義で見せた位の切れ味は糸が多少太くなっても可能だろうが、その点は、こいつが多少の自重をして見せれば済む話だ。
 糸の太さ程度の変更なら錬金鋼の調整で充分のはずだし、俺としてはこれが一番、無難なんだが。
 全く、最初から自重してくれれば話は早かったんだがなぁ。

「えぇ~、折角の機会だしなぁ・・・おぉ、そうだ、普段は剣で流れる剄の量を調節したら糸になるって設定はどうだ、原作ネタだぜ」

 確かに、形状を二種類持たせられるなら問題はある意味解決だが。
 普段は片方を封印状態にしておけばこれも調整程度で何とかなる可能性がある。
 手袋と差異を少なくする為に手甲かカタール辺りだと普段の感覚+αで扱えるだろう。
 だがまぁ・・・

「だから原作と言われても判らん。そもそもだ、そんな小器用な真似してまで剣を使うメリットが無いだろう、碌に鋼糸以外の練習をしている所なんて見たこと無いぞ」

 とまぁ、鋼糸以外の技量は結構落ちるからな。
 一応振れるレベルじゃ意味が無いだろう。

「じゃあ、ギターにしよう、弦を弾いたら衝撃破が出たりワイヤーで周囲を切り裂いたり出来る奴」

 馬鹿らしいと返そうと思ったが、実際にギターを持ったエディを脳裏に浮かべて見ると、予想以上に違和感が無い。
 違和感が無いので少し考察して見る。

「うーん、衝撃破か・・・音に剄を乗せるとして、実用レベルの破壊力が出せるのかが問題だな。それと、ワイヤーでと言う事は弦の利用だな、よほど構造をきちんと考えないと暗器としても中途半端になりかねんな」

 上手くギターに張った弦を攻撃に転用する為の構造となると、先端もしくは後尾から自然な形で弦を伸ばすのが形状的に見ると一番自然だろう。
 指の動作での糸の操作補助が無いのは問題だが、あの長さの糸は剄で操作されるものだから大した問題にはならない。
 そして、弦の太さの分、糸より射程は短いが、都市戦で視界内を対象にする程度なら充分だろう、いっその事、有線でアンプと繋げてアンプから弦が飛び出す形にすれば・・・

「いやさ、真面目に返されても困るんだけど、そこんとこどうよ?」

 珍しく困り顔のエディに声を掛けられた時点で、外付けのパーツを使って糸の量と攻撃範囲を補うなら、拠点防御担当で都市戦に限っては可という結論まで出していた。

「まぁ、実際の所、エディには合ってるんじゃないか? 糸も付いてるし、普段の行動から考えてキャラに合っている・・・奇襲効果もあるだろう・・・ただし汚染獣戦には役に立たんだろうがな」

 至極真面目くさった顔で結論を伝える。
 まぁ、たまには俺だけではなくエディも困れば良いと思うわけなんだが・・・

「超ごめんなさい、最初ので良いです」
「判ればよろしい」

 とりあえず、がっくりと肩を落とすエディの姿に、秘かな満足感を俺は覚えていた訳だ。
 結局の所、目的地すら決まっていないのは何も変わってはいないんだが。







 従来のモノを多少弄る程度なら錬金鋼を新調する必要性は無いわけで、そっちに関しては後日、講義で顔を合わせた先輩方にでも相談に乗ってもらえば良いだろう。
 そういった内容の話をエディにしたら、錬金鋼に関してはそれで良いとして、折角だし工業区をうろついてみようと言う話になった。
 来年から錬金科に顔を出してみたいと思ってた所だし、俺としても丁度良い話だ。

「何かオススメのスポットでもないのか?」

 工業区というだけあって基本的には錬金科の研究室や実験場らしき建物が目立っている。
 所々、怪しげな露店や、錬金鋼関連のパーツショップや、錬金鋼の調整・新規作成受けたまわりますの看板が目に入ってくる。
 適当にウィンドウショッピングとしゃれ込んでも良いわけだが、何か当てでもあればと思って話を振ってみる。

「あ~、そうだなぁ。四年だか五年だかの先輩にアーチング=ミランスクって人がいるんだけどよ」
「有名なのか?」
「割りと、一部じゃな。重晶錬金鋼が専門なんだが、なかなか凄い人だぜぇ」

 話を振ったが良いが、正直、こいつが凄い人とか言ってると碌でもない予感しかしないわけだが。
 一気にテンションが上がった様子の相棒の姿に、正直、地雷を踏んだかなと後悔を感じ始めたが、そもそもそんなものを感じる時点で手遅れなわけだ。

「ツェルニに来たら一度は見てみたかったんだよなぁ・・・念威少女シリーズ。アニメ研究会の人なんだけどな、あのこだわりはすげぇよ。絶対、フェリには念威少女やってもらわねぇとな。それによ・・・」

 機嫌良く、そのアーチングなんとかと言う人物・・・と言うより念威少女シリーズとやらに関して・・・の話をする馬鹿に対し投げやりに相槌を打ちつつ、概ね話は聞き流す。
 何故かうつむいて怒りを堪えるロスさんの姿が目に浮かんだが、まぁ、無事逃げ切れる事を祈っておこう。
 念威少女うんぬんと言う響きの時点でなにやらどう考えても厄介ごとだからな。
 あんまり俺以外に心労を掛けられても困るんだがな。
 今度、何か甘いものでも奢っておくか・・・女と言う生き物は甘いものが好きらしいしな。
 正直、この馬鹿と同じジャンルで良いのか少し悩むが、ロスさんに選ばせれば特に迷惑にはなるまい。

 結局、工業区の見学は軽めで切り上げて、喫茶店でお茶をしながら長話をしていた。
 何時の間にか通りかかったロスさんを引っ張り込み(警戒はしてたらしいが相棒曰く臭いで判ったとの事で、喫茶店に入る直前に捕まっていた)。
 最近、割りと見慣れてきた三人組での休日となった訳だ。
 日用品の買出しに来たとの事だが、お茶をしようと工業区から出て来た俺達と遭遇するとは本当に申し訳ない。
 彼女は不機嫌そうだったが、甘いものは人並みに好きらしいので、お詫びに数品、菓子を奢ると言ったら同情された

「貴方もわざわざご苦労ですね。投げてしまえば良いじゃないですか」

 ・・・との事だ。

「それが出来る位なら、この年まで腐れ縁などやってない」

 ハイハイ、ご馳走様ですと菓子をパクつくロスさんは、最初の頃と比べれば大分、エディの扱いにも慣れてきたようで、それほど機嫌が悪いと言う訳では無い様だ。
 迷惑を掛けて悪いと思うが、相棒が飽きるまで付き合ってもらえるとありがたい。

「まぁ、あれだ・・・。念威少女とか魔磁狩がどうこう言ってたからな。その内、迷惑を掛けると思うのでその分の侘びでも在るから遠慮は要らない。存分に食ってくれ」
「なんですか、それ。甚だ嫌な予感しかしないのですが・・・」
「なんと言うか、フェリちゃんの可愛さ増強計画かにゃー。その内、喫茶店でバイトとか一緒にしようぜ」

 機嫌が良いのはエディばかりなり。 
 まぁ、こんな感じで過ごす休日も悪くないと、俺は思うんだけどな。
 ロスさんには本当に悪い事をした・・・いや、これからする事になるのか。
 彼女のお兄さんから苦情が来なければ良いが・・・。








 続く
[PR]
by grass_noppara | 2010-06-13 19:32 | 駄文 | Comments(0)
あらすじ
・新ジャンル「触手な弟」
・ひぎぃでらめぇで調教済み。
・ドラゴンの首だけ



side sister

 えっと、プレゼント(?)受け取りました。
 これって、本物ですか……と言うより、何処で手に入れたんですか?
 犯罪とかしていませんよね?
 泥棒や強盗はいけないと思います。

 弟君の机から零れ落ちる程の量の金貨とかどうしたら良いんでしょうか?
 正直な話、客観的に見て今の私は犯罪者チックで困ります。
 なんでも鑑定団とかに持って行ったら真贋とか判るんでしょうか?




side brother

 あ、犯罪とかの心配は要りません。
 そこら辺に一杯転がってるので同居ドラに一緒に送ってもらいました。
 同居ドラもここ数百年単位で持ち主来てないから時効だろうと言ってます。
 持ち主とか普通に人間らしいので生きてないだろうとの事です。

 これはアレでしょうか、古代遺跡でダンジョンで宝物庫とかなんでしょうか?
 同居ドラは宝物庫の番人で僕は宝物庫に入っていた宝の一つって事なんでしょうね。
 なるほど、同居ドラは数百年単位で引き篭もりでニートなのか、働きたい気持ちも判る。

 とりあえず、金貨は質屋にでも持ってったら良いんじゃないでしょうか?
 ちゃんと金相場とかネットで調べていくと良いかもしれません。
 僕の部屋に隠してあった、何か犯罪のにおいがするとか言って一度警察に預けるのも良い手かも。
 しばらく使えなくても、調べた後犯罪性がなければ無事帰ってくると思います。
 そうすれば大手を振って使えますしね。

 戻って来なかったら今度は魔法の掛かってない宝石とか宝飾品を送ろうと思いますがいかがでしょうか?




side sister

 小説の見すぎと一概には言えないのでしょうか?
 正直、私は警察を前にどうどうと嘘八百並べる自身がありません。
 普通にこっそり質屋に持って言ってみようと思います。
 調べてみた所、金は1g辺り3000円するそうです。

 体重計で量ってみた所、体重が5kgほど増えてました。
 大雑把に見積もって1500万円です……

 これ、本当に返さなくても良いんですか?
 ちょっと、と言うか、本気で怖いんですが、どうしましょうか?





side brother

 マジで∑( ̄△ ̄)
 ちょ、まっ、金って、そんなに高いんですか?
 グラム3千円とか5kgで1500万とか、え、ギャグ?

 ファンタジー半端ねぇ、そりゃ、冒険者はダンジョン潜るわ、ドラゴンとも戦うわ。
 すっげー納得しました、単純な金でそれなら、ワゴン品みたいに山積みになってる装飾品だったらどれくらいになるんだろうか?
 正直、自分が触手になった事より驚きました。

 まぁ、でも、働きたく無いでござるとか言ってたし、これで働かなくて済むんじゃないかな?
 姉貴には苦労掛けるし、多少楽しても良いと思う。
 無くなったら言って下さい、また送ります、先日送った分は凄い勢いで氷山の一角です。
 多分、子々孫々遊んで暮らせると思います、国家予算レベルじゃないだろうか?




side sister

 弟君は堕落しました!
 いや、堕落しそうなのは私ですけどね。
 正直、ダメ人間になりそうなので100gほどだけ貰って返しておきます。
 良く、宝籤の一等に当たった人が仕事止めてダメ人間になるという話も良く聞きます。
 弟君が帰ってきたとき私が社会的にダメ人間になってたら困るのでこんなに一杯入りません。

 でも、正直、月に5万円分くらいあると助かる気も……
 いや、堕落するので心を鬼にして送らないで貰えると助かります。
 あぁ、でも、どうしてもって言うなら毎月10gほど……

 こちらの話はそれで良いとして弟君はこれからどうするつもりですか?
 何か欲しいものがあったら言ってください、弟君のおかげでお金に余裕が出来たので大体の物なら何とかできると思います。
 弟君の集めてるライトノベルをそっちに送りますか?
 宝物庫でしたっけ? 密室だとすること無くて暇ではないですか?




side brother

 理想と現実ですね判ります。
 まぁ、多少生活は楽になると思うので僕が家に入れてた分くらいは送るとします(笑
 後、ラノベは超読みたいですが、流石の僕でも空気くらいは読めるのでいいです。

 現在、同居ドラに魔法の基本と文字を習ってます。
 テレパシー経由で知識直接送ってもらってるので学習効率が凄く良い感じです。
 日本語で言うならひらがなとカタカナをマスターしたくらい。
 ファンタジー風に言うと下位古代語マスターで、魔法を覚えるためにこれから上位古代語勉強中って感じです。
 ファンタジー風と言うかソードワールド風ですが何か?

 つきましては憑依から度重なる協議の結果、僕が人間に戻って元の世界に戻るまで同居ドラと協力する事に決定しました。
 同居ドラは宝物庫から抜け出して自由になりたい、僕は人間に戻って元の世界に戻りたい。
 どちらも一人じゃ無理だから契約だそうです。
 お互いの心臓を交換する必要も無いし代償も無いのでご安心ください。

 そういえば、同居ドラの名前が決まりません。
 クロとか、玄海とかつけようとしたら拒否られました。
 テレパシーゆえに名前に連なるイメージまで伝わったようです。
 黒いからクロとか、雌で年寄りで黒いから玄海とか思ってた僕が悪かったんでしょうか?
 姉貴には何か良い案はありませんか?




side sister

 なるほど、今後の方針については良く判りました。
 金貨の方も心苦しいですが助かります。

 しかし、弟君が真面目に勉強してるのを見るととても違和感を感じますね。
 でも、気持ちは凄くわかります、魔法とか私も使ってみたいです。
 帰って来たら是非、使い方を教えてください、約束ですよ。

 でも、同居ドラさんがダメなのに弟君が手伝って何とかなるものなんでしょうか?
 勝手なイメージですが、魔力みたいなのは人間よりドラゴンとかの方が滅茶苦茶強そうです。
 協力する事になった以上、迷惑を掛けずにちゃんとやらないといけ無いと思います。
 弟君も頑張ってくださいね。

 それと、同居ドラさんの名前は本当に私が考えていいのですか?
 あんまりネーミングセンスありませんよ?





side brother

 ふふふふふ、とうとう僕のチートボデーについて説明しる時が来たようです。
 魔法の勉強の復習にもなるのでちょっと色々説明したいと思います。

 そもそも、人間や魔法の使える生き物は魔法的に見ると発電機とバッテリーみたいなものなんだそうです。
 魂ってのが発電機で魂と結びついた肉体がバッテリー、発生する電気が魔力と言う事らしいです。
 魔法は電気を使った道具みたいなものなんだとか。
 発電機は電気で動いて、魔法使い向きの人間って言うのは、消費電力より発生電力が特に強い、バッテリーの保存電力量が多いくて長く保存できるのどちらかって事らしい。
 魔力って言うのは生命力と言い換えることも出来るみたいで、肉体を維持するのにも使われてるとか。
 肉体は年を取ると劣化していくから、バッテリーの最大容量はドンドン減っていって最後には発電機を動かす事が出来なくなったら死ぬと言う事になるそうです。

 そこで、僕惨状……もとい、参上です。
 高度なマジックアイテムに魂を込めたら、バッテリーの容量はどうなるでしょうか?
 そう、長く、より多く魔力を貯める事が出来るようになりましたとそう言うことです。
 さらに、マジックアイテムとしての能力は大抵、魔力が鍵になって発動するそうなので、魔法に慣れる事でアイテムの機能も使えるようになると、まぁ、そんな感じで同居ドラ的に見て、僕は契約するに足る存在であると言う結論になったそうです。

 マジックアイテムの機能も、僕の現状から、魂ないし、魔力を吸う能力だろうとの事です。
 そりゃ、精神に莫大な影響を与える事が可能な武器って言うのも頷けます。
 触手がついて頑張れば自立行動とかも出来そうですから、もしかしたら最初から人間の魂を吸わせる為に作った道具なんじゃないでしょうか?
 僕の現在の体の事ながら、滅茶苦茶悪趣味だと思います。
 いくらゼノギアスのグラーフさんに力が欲しいかと言われても、人間としての尊厳を失って手に入る力とかちょっとと言うかかなり勘弁です。
 会った人、会った人、SANチェックばっかりとか、拷問ですね。

PS
 同居ドラと話し合った結果、僕よりまだ姉貴の方が期待できるだろうと言う事になりました、テレパシー的な意味で。
 僕が考えると、その名前をつけるに至った経緯が気に入らないとか言われます。
 なので、姉貴が思いついた名前がどんな名前でも文句なしで採用すると言う事になりました。
 個人的には実にネタ満載な名前を希望いたします。








 続く
[PR]
by grass_noppara | 2009-07-04 17:04 | 駄文 | Comments(4)
 あらすじ
・死者からの交換日記。
・姉の恥ずかしい秘密。
・異世界トリップモノでした。





side brother

 そもそも、事のきっかけは別に難しい事じゃありませんでした。
 本をやり取りする時に魔法陣が出来て良く判らない穴が空中に開くのは見たと思います。
 あれのちょっとでかい奴が、僕の部屋にいきなり現れたんです。

「うぉ、すごい、何これ、ファンタジー過ぎる!!」

 こんな感じに驚いた僕は、警戒しながらそれを見てたんですが、その魔法陣、仮にゲートと名前付けておきますが、そこからなんと、巨大なトカゲの頭が出てきたのです。
 驚きました、と言うか、驚きすぎて顎が外れました。
 しかも、超目が合いました。

 後から判明したんですが、トカゲではなく、恐竜でもなく、ドラゴンの頭です。
 色は黒っぽい感じです、メタルブラックと言うか、最近、車で良く見かけるメタルっぽい色合いで青が混ざった感じの黒で、ちょっとキラキラとラメ入ってる感じです。
 ラノベ風に表現すると、まるで夜空のような輝きとかそんな感じの表現が出てきそうな色合いです。

 で、その目が合った後、暫くドラゴンはきょろきょろと周りを見回した後、外に出てこようともがいてました。
 でも、どう考えても穴の広さが足りなくて出てこれる状況じゃありません。
 暫くしたら諦めたのか、溜息を付いて戻って行きました。

 正直、どう言うドッキリなのかと小一時間ほど、首をかしげたのは当然の事だと思います。

 小一時間首をかしげた後で、何故か一向に穴が閉じる気配がありません。
 流石にこのままじゃ不味いかと恐る恐る穴に近寄って、好奇心に負けました。

 穴に首を突っ込んで、中がどうなってるのか見たわけです。
 一応、言っときますが、姉貴は穴に首を突っ込んではいけません。
 穴の中は危険が一杯です、主に今の体的に。

 多分、姉貴が首を突っ込んだらきっと18禁展開が待ってると思います。
 らめぇか、ひぎぃか判りませんが、冗談抜きで近親相姦(精神的)になる事請け合いです。

 僕はどうも、何かのマジックアイテムに憑依してしまったようなのです。
 原因は不明です、穴に首を突っ込んだと思ったらマジックアイテムだった、何を言ってるのか俺にも判らない……でしたっけ?
 ポルナレフ乙状態って奴です。

 しかし、自分がどんなマジックアイテムか想像が付きません。
 なぜなら、視界は360度所か自分自身を中心とした3次元視覚と言うべきものになってます。
 人間ってのは3次元に生きてるけど、視界って二次元なんですよ、知ってましたか?

 その関係で自分を中心にしてるせいか自分自身は見えないし、周囲には鏡もありません。
 強いて見えるのは触角と言うか自分の意思で動かせない事も無い触手が生えてることくらいでしょうか?
 どうも、自分自身から生えてるような触手が僕の視界でうにょうにょしています。
 見た目のイメージ的にはどちらかと言うと虫の足とかそんな感じでたくさん間接が有って蛇腹状になってる感じ。
 自分で自分が見えないのになぜマジックアイテムか判るのかといえば、同居人がそうだというのだから信じるしかないのが現状だったり。

 そして、僕が憑依したせいでアイテムの機能が一部解放されたんだろうと言うのが同居人の意見です。
 ちなみに同居人が言うには精神に莫大な影響を与える事が可能な武器なんだそうです。
 きっと、何かエロマジックアイテムだと思います、なんせ触手ですから。
 拷問アイテムとかどんだけーとか叫びたいです、声出ないですけど、テレパシーっぽいです。

 きっと、僕が憑依の瞬間を覚えてないのはひぎぃしてらめぇして精神的に記憶に封印を掛けてるせいだと思います。
 だから姉貴に一つだけ聞きたいのですが、僕の体は奇麗でしたか?
 気付いた時には、僕の体はそっちにゲートで送り返された後でしたし同居人とコンタクトが取れるようになってからゲートやら僕の体の話やらを聞いたので判らないのです。

 とりあえず、僕自身にも深い理由は判らないのですがこれが僕の異世界トリップで憑依の経緯です。
 人間じゃなくなったっぽいですし、ひぎぃしてらめぇしそうなのでそちらの世界には戻れません。
 自分で自分の体をきちんと制御出来るようになった上で人間に戻れたら帰りたいです。

 多分、魔法のある世界ですから何か手段はあると思います。
 同居人も協力してくれるそうなので安心してください。

PS
 そろそろ冷静になりましたか?
 自分が書いた文を読んだ時の反応が気になるのでその時とったリアクションを教えてください。




side sister

 とりあえず、事情は判ったような判らないような、難しくないと言うのが嘘だという事はわかりました。

 私もらめぇでひぎぃは嫌なので当分帰ってこなくて良いです。
 とりあえず生きてて無事で時々連絡付くなら大丈夫だと思い込んでおきます。

 ちなみに、弟君の体は普通に奇麗でした、多分、ひぎぃもらめぇも無かったと思いますご安心を。
 死因は心臓発作と言う事になってるそうです、外傷も薬物反応も疾患もなかったそうです。
 完全に原因不明だったんだとか。

 しかし、この本やこの文章はどうやって書いてるのですか?
 触手からインクでも出てくるのでしょうか?
 あと、同居人さんの事が気になります、男ですか、ひぎぃとからめぇしましたか?
 是非、詳細希望です。




side brother

 同居人は雌だそうです。
 名前はまだ無いそうなので今度一緒に考えようと約束しました。
 引き篭もりでニートだけど、働きたいから外出したいそうです。

 文字はそう言うマジックアイテムを同居人に教えてもらって使ってます。
 インクが無くても無限に文字が書ける水晶の棒みたいな奴です。
 先端に熱を操作する魔法と、書きたい素材の性質を感知して発生させる熱量を決定するセンサー兼制御装置的な魔法が掛かってるそうです。
 アンチマジック系の効果もあるそうでマジックアイテムにも落書き放題とか教えてもらいました。
 まぁ、要するに、虫眼鏡で太陽の光を集めて紙を焦がして文字を書くのと同じ仕組みっぽいです。
 多分、人に向けると火傷するので気を付けた方が良いと思います。

 正直、技術の無駄遣いだと思います、文字に保護魔法も掛かるから書いた字はどう頑張っても消せません。
 でも、上書きとか出来るから一応伏字も可能です。
 ちなみにこれ一つ作るのに数週間単位の儀式魔法と軽く一ヶ月ほど遊んで暮らせる材料費が掛かるんだとか。
 コスト高すぎてありえない。

 あ、それとあんまり関係ありませんがこの本と言うかノートも由緒正しい魔道書らしいです。
 なんでも、特定の血筋の血を引き、その血筋の中でも特定の魔法資質を持ち、更に特定のマジックアイテムを所持した状態で無いと読めない魔道書だそうです。
 つまり、僕らには何の関係も無い魔道書だよねと同居人に聞いてみたら、その通りだと頷いてました。
 多分、姉貴なら適切なツッコミを入れることが出来ると信じています。

PS
 そろそろ諦めて自分が書いた文を読んだ時の反応が気になるのでその時取ったリアクションを教えてください。





side sister

 始祖の祈祷書かよ!
 と、一応、ツッコミを入れました、ゼロ魔乙。
 このままこの本に文字を書き込んでたらレコンキスタにルイズが負けそうで怖いです。
 そもそもそっちはゼロ魔の世界なんでしょうか?

 そんな事より同居人の事が気になる。
 性別が雌とか既にらめぇでひぎぃしちゃったんでしょうか?
 弟君は優しい子なのでそんな事は無いと思いますがきちんと罪は償ってください。
 私は弟君の帰りを何時までも待ってます。
 自分の名前も判らないくらいなんて、育て方間違ったんでしょうか?





side brother

 酷い誤解を受けた気がします。
 同居人の事で多大な誤解がある気がします。
 今度、同居人がそちらに顔を出すそうです、お世話になってるので挨拶をしておいてください。
 何時もの時間に本を回収します。
 その時に顔を出すそうなので正座して待っておくといいと思います。

PS
 だからいい加減、自分が書いた文を読んだ時の反応が気になるのでその時取ったリアクションを教えてくださいと言っています。
 書きたくなくて話を逸らしてるのが丸分かりです。





side sister

 全く、判ってたら聞かないで下さい。
 真面目に恥ずかしいです。

 でも、弟君の同居人に会うのは楽しみです。
 異世界人かぁ、美人ですか、もしかして亜人とかそんな感じだから雌だったんでしょうか?
 言葉は通じますか?
 弟君はテレパシーとか使えて羨ましいです。

 早く時間にならないかなぁ。




side brother

 やあ (´・ω・`)
 ようこそ、バーボンハウスへ。
 このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。


 うん、「また」なんだ。済まない。
 仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。


 でも、このゲートを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
 「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
 殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
 そう思って、このゲートを作ったんだ。


 じゃあ、注文を聞こうか。




side sister

 マスター、スクリュードライバー一つ。
 って、ドラゴンとか出てきたんですが、ファンタジーすっごく半端無いです。
 そういえば言ってたね、ドラゴンがどうとか、腰が抜けました。

 首だけ穴から出てきて会釈するとか、シュールすぎて空いた口が塞がりません。
 でも、目がつぶらで可愛かったです。

 でも正直、今までの話は話半分と言うか、半信半疑、八信二疑くらいだったんだけど、完全に信じました。
 うん、弟君の気持ちすっごく判ります、私でもゲートの穴は覗くと思う、弟君に忠告受けてたので何とか我慢しました。
 ひぎぃでらめぇするほど人生捨ててません。

 でも、真面目な話、葬式代と各種手続きで金欠です。
 いいなぁ、ファンタジー、私もファンタジーに行きたいです。
 働きたくないでござる、とか言っても誰も甘やかせてくれないのは不公平ではないでしょうか?

 まぁ、冗談は兎も角、ちゃんと家は守っとくのでなるべく急いで戻ってきて欲しいです。
 でも、作戦は命を大事にで行くように。
 この交換日記が途絶えたら泣きます、葬式の時以上に泣きます。
 希望を持たせた責任はちゃんと取るように(笑)





side brother

 ドッキリ大成功、これから同居ドラゴンの名前を考えます。
 とりあえず作戦は命を大事にで行きます。
 僕もマジックアイテムになったけど精神と言うか魂が残ってるから魔法が使えるそうです。
 魔法を覚えたら人間になる方法を探しに行こうと考えています。

PS
 今回はプレゼントを同封しておきます。
 上手く役立ててください。
 それと、僕が集めかけているラノベと漫画は新刊出てたら買って置いてください。





 続く。
[PR]
by grass_noppara | 2009-07-01 20:54 | 駄文 | Comments(4)


side brother

 拝啓 姉上様

 そろそろ梅雨も終わりに近付いた頃かと思います。
 蒸し暑い日々をお過ごしでしょうか?
 一体何から説明すれば良いのか正直良く判らん事態であります。
 とりあえず、僕の葬式はもう済みましたでしょうか?

 あ、別にこれは遺書とかじゃないですよ、僕は超生きてます……とは言い切れないですが、少なくとも意識らしきものは残ってます。
 幽霊ともちょっと違うんですが、そうですね、まずは僕が存在してる事を理解してもらうのが最初だと思います。
 なので、僕の生前の悪戯に付き合うつもりでこの本にこの文章以外ない事を確認した上で何か直筆でメッセージでも書いて頂ければと思います。
 と言うか、文章でやりとりすると言葉が丁寧になるのは何故でしょうか?
 普段は僕は姉貴とか呼んで割と雑な言葉でやりとりしてる気がするんですが、まぁ、そのうち馴れたら雑になると思います。

 と言うわけで、何か僕に言いたい事などを書いて、僕が返信する事で僕の存在を証明したいと考えてます。
 幽霊だーとか、パニックにならないようにお願いしますね。

 ちなみに、ストーカーが僕の部屋に侵入して悪戯してるとか思われるのもなんなんで、僕と姉貴しか判らない事で僕が誰かに話しそうもない事などで確認していただけると助かります。
 では、また後日、同じようなやりとりでひとつ。






side sister

 拝啓 弟君

 葬式の後、この本、いえ、ノートかもしれませんが見つけました。
 弟君はこんなの持ってたんですね、表紙を見た時はファンタジー小説に出てくる魔導書みたいで驚きました。
 生きてる間にこう言うのを用意してたって事は自殺だったんでしょうか?
 何か辛い事がありましたか? 何か悲しい事がありましたか?
 どうして生きてる間に相談してくれなかったのか……いえ、愚痴ですね。

 でも、こんな深刻な話をこうやってふざけた演出で茶化すのはとても弟君らしいです。
 弟君が亡くなった後、少しでも私の悲しみを軽くする為の思いやりなんだろうなと思います。
 でも、全然嬉しくありません、生きてた頃は色々喧嘩したけど、もう弟君と喧嘩はできないんですね。
 こう言う気遣いが出来るなら生きていて欲しかったです。

 でも、これは感傷だと思いますが、弟君の遊びに付き合ってみたいと思います。
 本当に返事が返ってくると良いな。

 二人にしか判らない秘密……
 まだ両親が生きてた頃に一緒に遊園地に行きましたね。
 あの時迷子になった弟君を迎えに行ったのは誰だったでしょうか?

 って言うのはどうでしょうか?
 少し懐かしくなりました。
 もう、私は一人っきりなんですね、みんな天国で一緒かぁ、ずるいなぁ。






side brother

 妄想乙w

 と言うか、遊園地で僕は迷子になった覚えはないんですけどね。
 お化け屋敷で姉貴がビビッて●●●●した記憶ならあるけど。
 うん、懐かしいね、でも、天国言っても親父と母さんは居ても僕は居ないのであしからず。
 自殺とかするなよ、したら怒る。
 これだけじゃなんなんで俺しか知らない姉貴の秘密でも書いとこうと思います。

 例えば、小学校の修学旅行で夜中にホームシックになって夜に部屋抜け出して小遣い使いまくって家に電話かけてきたっけ?
 翌日普通に学校なのに半泣きで電話かけてくる姉貴に付き合って夜12時近くまで起きてたのは良い思い出です。
 中学はラブレター貰ったとか小躍りしながら僕に見せに来ましたね。
 でも、僕は知ってます、翌日、お断りに行ったら隣の席の子と間違いでなんで居るのとか言われて自室で凹んでた姉貴の姿とか。

 他にも色々あるけど、どうでしょう?
 とりあえず信じられないなら、もっと沢山姉貴の恥ずかしい思い出集とか出来なくも無い今日この頃。
 事情の説明もしたいので信じて頂けると助かります。

 後、姉貴が僕の事そんなに好きだとは知りませんでした。
 でも、近親相姦とか流石にどうかと思うのでちゃんと恋人を見つけてください。
 まぁ、近親相姦とか言っても僕の体は無いのでどうする事も出来ませんけどね。

 僕が存在してることを理解した瞬間、照れくささで地面を転がる姉貴の姿が目に浮かぶようだ。
 とりあえず、良ければこれを読んで取ったリアクションを教えてくれると喜びます……僕がw





side sister

 ……マジ?

 あー、ちょっと待って、マジで?
 本当に、返事が書いてあるし。

 何、幽霊?
 それとも、死体が偽物?
 とりあえず、事情の説明を求めます。

 本当に弟君だよね?







side brother

 はい、弟です。
 
 信じられないかと思いますが今要る所は異世界なんだそうです。
 僕も良く判りません、身動き取れない上に密室なので外の様子が見れません。
 やっと最近コミュニケーションが取れるようになった同居人が言うには異世界なんだそうです。
 正直、信じきれてませんが動かぬ証拠と言うのをリアルタイムで突きつけられてるので信じずにはいられない。

 姉貴は知ってましたか、ドラゴンまじかっけーです。
 とりあえず、異世界の証拠を見せるので、多分、深夜くらいにこの本を観察してみると良いと思います。
 もしかしてもう見てるかもしれませんが、異世界への穴が開いて本が吸い込まれるはずです。

 別に本を自分の部屋に持って行ってもかまわないそうです。
 本を目標に物体引き寄せとか出来るんだとか、送るのは座標指定が要るから僕の部屋になるとか。
 魔法って凄いと思う、どちらかと言うとチンカラホイとか、アブラカダブラとかではなく、ブリザガとかヘイストとかメラとかライデインとかそっち系の魔法らしい。
 RPGですね、判ります。






side sister

 見ました。
 ファンタジーです、置いてた本の下に魔法陣見たいなのが出来て空間に穴みたいなのが出来たと思ったら本が飛んで穴に入っていきました。
 本当に、弟君は生きてるんですね。
 我が事ながら今時の青少年で良かったと思います。
 驚いてはいますが、思ったよりパニックにはなってない自分が不思議です。
 異世界トリップって本当にあったんですね。

 転生っぽくないので憑依ですか?
 いえ、そう言う事が言いたいわけじゃなくて、あの死体は本当に弟君の死体だったんでしょうか?
 もう、火葬にしてお骨になってますが、そのせいで帰れなくなったとかそんなんじゃないですよね?

 無事なのは嬉しいですが、帰って来れるのですか?
 詳しい経緯を含めて説明をお願いします。





side brother

 仰るとおり、異世界トリップで憑依モノっぽいです。
 しかも、ネタ主人公ですらなくどう考えても色物です、ありがとうございました。

 結論から言うと、その死体は僕のものです、そうですかもうお骨ですか、リアルにショックです。
 同居人が言うには戻れるけど戻れないそうです。
 戻れるのは、そちらの世界に戻れるという意味で、戻れ無いと言うのは僕の体にもう戻れないという意味です。
 そっちに戻るにしても現状で戻るのはどう考えても不可能です。
 その理由も含めてキッチリ説明したいと思います。

 そもそも、事のきっかけは……










 続く。
[PR]
by grass_noppara | 2009-06-30 22:16 | 駄文 | Comments(6)
エピローグ 『金崎玄之丞の憂鬱』



 尸魂界の大虚襲撃事件から数ヶ月の月日が経った。
 なんと言うか、正に総力戦といった戦いで、割りと多くの死神が死んだし、席官も数人亡くなった。
 公式では、副隊長の死者は無し、藍染惣右介、市丸ギン、東仙要の三人の隊長が最大級大虚(ヴァストローデ)と戦い命を落とした事になっている。
 なっていると言う事は事実とは違うわけで、どう言う経緯かは判らないが、ハッチさんが張った結界の中で平子さん等に倒されたようだ。
 後で、聞いた話によると、ルキア嬢ちゃんの体の中から取り出された石みたいなのは藍染が欲しがってるものじゃなかったようだ。
 浦原さん謹製の特定の霊圧を感知して暫くすると所持者の霊体を分解する一種のトラップの類だったらしい。
 特定の霊圧って言うのがルキア嬢ちゃんから石を摘出する為に使った道具の操作霊圧だって言うから驚きだ。
 罠が発動して腕がドンドン崩壊していく藍染を見て。

「そう言えば昔に言っとったなぁ、見える裏切りより、見えへん裏切りの方が怖いて。俺も言っとくわ、見えへん反撃を受けた気分はどうや?」

 とか、まぁ、そんな事を言ってやったらしい。
 よっぽど頭に来てたんだろうなぁ、当然だとは思うけど、うん、人に恨まれないように生きていこうと思う。

 双極の丘の結界が解かれたのは大虚を撃退してからだいたい一日後。
 殆んどが満身創痍だったが一人も死者は出なかったそうな。

 彼等は数日の間、尸魂界に滞在して皆現世へ帰っていった。
 多分、四十六室が生き残ってたら彼等は全部処刑せよとかそんな命令が出てたんだろうけどな。
 その命令を出す四十六室は既に無く、その権限を一時的に受け継いだ山本総隊長は彼等の助力と尸魂界に現れたと言う事実を無かった事にした。
 つまり、旅禍に偽装した虚の先遣隊が瀞霊廷で暴れて、後続の大虚を先遣隊ともども護廷十三隊で撃破したとかそんな感じの筋書きになった。
 結果、彼等には恩賞も罰も共になし傷を治した後、極秘裏に現世へと追い出される事になったわけだ。

 ただ、浦原さんと尸魂界の繋がりが再び結ばれたらしいので、虚化の治療が出来たなら尸魂界への帰還は許す事になった。
 京楽隊長たちみたいに、平子さんたちと個人的な友誼があった人間が色々と取り成すように努力した結果らしい。
 リサちゃんと沢山話をしていた京楽隊長と副隊長の眼鏡委員長ちゃんが印象的だった。
 あと、何故か修兵君が六車ヤンキーさんに懐いてた、向こうは誰だっけ的な顔してたんだが、修兵君、ビジュアルに似合わず結構影薄いからなぁ。

 青春嬢ちゃんは朽木家に戻って、白哉君、銀嶺元隊長、ルキア嬢ちゃん、そして何故か俺で色々長い話をした。
 嬢ちゃんの扱いも平子さん等と同じ扱いな訳で、数日後には尸魂界から出て行かないといけない。
 白哉君と銀嶺元隊長にちゃんと戻って来いよと言われていたし、ルキア嬢ちゃんも姉上の帰還、お待ちしています、そう言って友好関係を築いているようだ。



 旅禍達も無事に現世へと戻っていった。
 戦闘馬鹿繋がりでオレンジ君は十一番隊と仲良くしてたなぁ。
 剣八のおっさんの機嫌が滅茶苦茶良かった、矛先が他所向いてると安心できて良いね。

 織姫ちゃんには尸魂界に居る間に写真を大量に撮らせて貰った。
 うん、撮った写真は登山の会の会報に載せたんだが、エライ反響だったなぁ。
 企画予定の現世の空座町ツアーへの予約申し込みがひっきりなしだ。
 京楽名誉顧問も加えて、登山の会はますます盛況だったりする、おっぱい。

 そう言えば京楽名誉顧問の所の第三席がここの事を聞きつけてちっぱいちっぱいとか叫んでる。
 砕蜂萌えとか無謀すぎると思うんだけどなぁ、そのうち弐撃結殺とかされるんじゃなかろうか?
 彼の冥福を祈る、いや、死んでないって?
 時間の問題だと思うんだがなぁ……



 旅禍と言えば、一つだけ、驚きの事実が判明した。
 事件の後、任務で俺が現世に行った時、義骸に入って青春嬢ちゃんと一緒に空座町をうろうろしてたんだが、最近見かけない知り合いを見かけた。
 十一番隊の元隊長、涅印の栄養ドリンクのせいで霊力を失ったあの人が町を歩いていたんだよ。
 何で居るのか判らないが、声を掛けると正に本人、人間と全く代わらない義骸に入って第二の人生をエンジョイしてるらしい。
 これって良いのかと思ったが、思いっきり違法だけどばれなきゃいいんだよとか言ってるよこの髭達磨。
 医者をやってるとか、本気で似合わないなぁ。
 でもまぁ、このおっさんには世話になったし、絶対ばれるなよと念を押してからその場は別れた。
 ちなみに話してる間中、青春嬢ちゃんはぽかーーんとしていた。

「玄之丞、なんで一心さんと知り合いなのよ」

 とか叫ばれてもなぁ、おっさんが十一番隊の元隊長で剣八のおっさんの前任者だと説明したら意外すぎる繋がりとか呆れていた。
 こんな所で正体判明するとか、流石の私でも意外だわとかなんとか。
 この後、おっさんがオレンジ君の父親だと言う話を聞いた、奥さんが美人だと言う事も。
 遠くから見てみたら、マジデ美人過ぎる、なんと言う美女と野獣とか唖然とした。
 顔は母親の血で見れるけど、中身はまんま父親似立ったわけだ、オレンジ君は、そりゃ十一番隊と肌が合うわけだなぁ、納得。
 しかしまぁ、変な所で変な縁があったもんだわ。



 あぁ、それと、とうとう俺がタイムスリップした原因がわかった。
 事件が全部終わって、俺のタイムスリップの原因を探る為に一時期、地上勤務をしていた訳だが、過去に飛んだはずの時期になっても一向に飛ぶ気配が無い。
 困った時の浦原えもん、青春嬢ちゃんを伴って相談に行った。

 飛ぶ直前に何処に居たか、何時の時期か、何か代わった事は無かったかと色々話をしていたんだがどうもよく判らない。
 そんな中、青春嬢ちゃんがもしかしてと思い当たる所があったそうな。
 原作とやらに関わる話らしい。
 俺が過去に飛んだのは藍染の事件があった数ヵ月後、場所は空座町に用事があってたまたまそこに行ってた時の話だった。
 ちゃんと俺は空座町に訪れてたし、用事を済ませて無事に出て行った。
 この話を聞いて、青春嬢ちゃんはもしかして断界で拘突に巻き込まれたんじゃないかって推理した。
 確かに無理やり尸魂界に行こうとすれば時々過去や未来の尸魂界に辿り着く場合がある。
 だが生身の人間が、更に過去に100年単位で飛ぶとかありえないと思うんだがなぁ。
 そう言ったら、原作とやらで町ごと尸魂界に避難させるって言う事件があったんだそうな。
 個人で行くよりよっぽど安定しないだろうし、尸魂界から現世に戻る時に人間一人が過去に飛ぶ事だってあるんじゃないかって。
 それを聞いた浦原さんがその可能性はゼロじゃありませんねと言って青春嬢ちゃんの意見を肯定して見せた。

 なるほど、じゃあ、その事件が無かったから無事過去に飛ばなかったわけだと、一応納得。
 しかしその事件、藍染関係の事件らしい、つまり奴のせいで俺は過去に飛んで死んだのか。
 知らずに自分の敵討ちの手伝いをしてたんだなぁ、我ながら驚きだ。
 これで、俺の問題はひとまず完全解決って事だなと、安心した。




 そう言えば、白髪少年とか卯ノ花隊長が何してたかに触れてなかったっけなぁ。
 簡単に言えば、白髪少年は市丸が怪しいと睨んで色々調べてたらしい。
 で、藍染の策略手紙に踊らされて五番隊の副隊長である雛森ちゃんとあれこればとったりしてたようだ。
 その流れで、四十六室が怪しいと処刑当日に其処に向かって生きてた藍染に手玉に取られて雛森ちゃんは刺されて、自分も危なく切り捨てられるところだったらしい。
 そこでたまたま、浮竹隊長と京楽隊長の要請で卯ノ花隊長が調査にやってきて、間一髪、藍染の一撃を卯ノ花隊長が防いだんだとか。
 その後、空間転移で藍染は去り、雛森ちゃんを治療しつつ、双極の丘に白髪少年と卯ノ花隊長はやってきたと、そういう流れだったらしい。
 そういえば、この事件の間、全く白髪少年とグレートおっぱいを見かけないなぁと思ってたら見事なまでに全然別の所で頑張ってた見たいだなぁ。





 うん、これでこの事件の事後処理関係の話は終わりだ。
 まぁ、色々大変だったけど、なかなか有意義な百年だったと思うよ。
 え、俺がどうなったかって?
 別に聞いても楽しい事じゃないと思うんだがなぁ。

 あの後、隊長が三人死に、新たに隊長を選ぶ事になったわけだ。
 白哉君に卍解を見せてどうどうと瀞霊廷内で暴れた恋次君は見事に候補に選ばれた。
 当然、大虚相手に卍解を見せた俺も砕蜂に浮竹隊長、京楽隊長に剣八のおっさん、白哉君に卯ノ花隊長にまで推薦を受けた。
 流石にここまで来たら第三席が良いとか言ってる場合じゃ無いわなぁ。
 隊長になるのはしょうがないとしても、出来れば九番隊辺りで修兵君とおっぱいおっぱいやっていたかったんだがなぁ。
 わりと隊長への忠誠心が強かった三番隊と五番隊から優先して個人の影響を取り除きたい、そんな思惑があったらしい。
 恋次君は三番隊の隊長に、俺は五番隊の隊長に任命されてしまった。
 副隊長は据え置き、当人である雛森ちゃんは、まだ藍染の事が好きらしい。
 好きな人に裏切られたのは辛いんだろうな、俺の周りにはなんだかんだで良い奴ばっかだったから気持ちが判るとは言えんけど。
 とりあえず、ゆっくり傷を治すといいんじゃないかねぇ、白髪少年も何度も足を運んでくるし、俺としてはおっぱい乱菊ちゃんが一緒に顔出してくれてバンバンザイなわけだが、うん、案外五番隊も悪くない。



「おい、そろそろ行かないと隊首会に遅れるぞ」

 あぁ、もうそんな時間か、面倒だなぁ。

「ふん、相変わらず貴様はだらけきっているな」

 そうでもないよ、割りと仕事はちゃんとしてるはずだけど。

「そうだな、だらけきっているのは貴様の顔だったな」

 ひでぇ、ひでぇよ、もう少し言葉をオブラードに包んで欲しいなぁ。

「そう言えば……朽木青春とは会ってるのか?」

 現世に降りた時は大体会ってるなぁ、仲良く玄海嬢ちゃんと遊んでるよ。

「そうか、虚化は治りそうか?」

 浦原さんが何かいい案が出来たそうな、尸魂界に戻ったら、また一から死神として再スタートするとか言ってたっけなぁ。

「まぁ、そんな事はどうでも良い。今晩は何か酒が飲みたい気分だ」

 おーけー、良い酒持ってくよ。

「そうか、じゃあ、私は先に行く」

 ういういっと、じゃ、そろそろ俺も準備しますかね。




 そう言えば、日記も大量に溜まったなぁ。
 これって、青春嬢ちゃんとか砕蜂に読まれたら俺死ぬんじゃね?
 こっそり燃やしといた方が良いかもな。
 ん? どうした玄海嬢ちゃん、いきなり具象化して。

「……砕蜂と青春は好き?」

 あー、その話題かぁ、難しい問題だなぁ。
 砕蜂は飲み友達って感じかな、青春嬢ちゃんはどうだろう。

「青春は玄之丞の事が好き」

 それは、一応判ってるんだけどな。
 ずっと、なんと言うか、妹分って感覚だったからなぁ、恋愛対象として見るのが酷く難しいんだわ。

「うん、判る。それって私の事もだよね?」

 あぁ、そうだな、そんな感じ。
 てか、やっぱ、冗談抜きで本気なんだよな?

「うん、そうだよ、でも、別に急がないけど」

 そうなん?

「だって、玄之丞と私は死ぬまで一緒だし」

 それは確かにその通りだなぁ。

「だから死ぬまでに絶対私の玄之丞になってね?」

 あぁ、考えとくよ。






 そんな会話が有ってから数日後。
 なんとなく地上で青春嬢ちゃんと会話をした。

「そろそろ尸魂界に戻れそうよ」

 おぉ、そりゃめでたいな、平子さん達はどうするんだ?

「リサちゃんは京楽隊長の家に転がり込むんだって、七緒ちゃんが本妻であたしが愛人やとか言ってたけど、本気かな?」

 七緒ちゃんかぁ、眼鏡委員長の子だな、真面目そうだからリサちゃんの良い玩具になりそうな気がする。
 なんと言うかご愁傷様かなぁ、傍から見てて京楽隊長ラブだし、素直になればいいのに。

「それを玄之丞が言う? 私が言うのもなんだけど、多分、私が尸魂界に戻ったら墓場行きになるよ?」

 あぁ、やっぱり?
 白哉君とか、銀嶺隊長とか、ルキア嬢ちゃんとか滅茶苦茶乗り気なんだよなぁ。
 隊長にまで上り詰めたなら朽木家の婿として相応しいですなとか家令の爺ちゃんとかがボソッと言うんだぜ。

「別に嫌なら、私がなんとか言ってあげても良いけど……え~っと、あの、どうする?」

 お前なぁ、嫌なら嬢ちゃんの前でわざわざ悩むかよ。
 俺って、巨乳とか本気で好きなんだけどなぁ、なんで青春嬢ちゃんが嫌じゃないのか謎過ぎる。

「……なんか、大いに不満があるけど、まぁ、言いたい事は判ったつもり、勘違いしてないよね?」

 まぁ、してないんじゃないか?
 多分、色々大変だと思うけどな、具体的に言えば玄海嬢ちゃんとか玄海嬢ちゃんとか、玄海嬢ちゃんとかな。

「大丈夫よ、ぶっ飛ばしてから何とかするし」

 頼もしいこって、じゃあ、さっさと虚化治療して尸魂界に戻って来いよ?

「りょーかい、首を洗って待っときなさいよ?」

 へいへい、あーあ、とりあえずもう暫くは楽しい楽しい独身生活をエンジョイさせてもらうとするかねぇ。
 登山愛好友の会の会合も出治めかー。

「登山とかするんだ、知らなかったなぁ、ちゃんと健全な趣味あるんじゃない」

 おう、健全健全、男として生まれたからには山を愛さない奴の方が不健全って奴だ。

「良く判んないけど、別に止めなくていいよ? 私が趣味とかにまでいちいち口出しとかする面倒な奴に見える?」

 お、マジで、そりゃ助かる。
 そっか、公認なら安心できるなぁ、よし、登山の会、超頑張りますか!




 とまぁ、こんな所で俺の死神ライフはまだまだ続くわけだがひとまずの区切りを迎えたわけだ。
 ちなみにこの後、登山の会の活動内容がばれて春雷王を振り回しす青春嬢ちゃんから逃げ回るなんて事もあったりした。

 玄海嬢ちゃんは相変わらず、気まぐれに具象化して気まぐれに俺にまとわり付いてくる。
 特に青春嬢ちゃんと一緒の時には確実に出てきて喧嘩になったりするのが日常風景ってのは悲しむべき事だと思うんだがなぁ。

 砕蜂とは相変わらず酒飲み仲間だ。
 酔っ払ってごろ寝して翌朝なんでか寝ぼけた砕蜂に関節技を掛けられて目を覚ましたり、それを青春嬢ちゃんに目撃されたりなんて事もあったが概ね良い友人関係を結べていると思う。
 友人、友人だ、本当に友人だって、落ち着け、青春嬢ちゃん。

 うん、まぁ、あれだ、色々気苦労が耐えない憂鬱な日々だけど、わりとそれが気に入ってるんだよなぁ。

 よし、今日も登山の会に顔出して( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!してくるか!




 ( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!





 金崎玄之丞の憂鬱 完



 後書き

 終わった、本当に終わった、完結。
 眠い、とりあえず今は寝る。
 ( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!
[PR]
by grass_noppara | 2009-06-18 03:43 | 駄文 | Comments(44)

金崎玄之丞の憂鬱22

 処刑当日 早朝

本日は晴天なり、俺としては何時も通りの六番隊での目覚めだが、白哉君はどうも一睡もしていないらしい。
まぁ、割と霊力が充実してたら多少睡眠取らなくても大丈夫な不思議生物(?)が死神だからなぁ。
肉体的には特に問題ないとはいえ、緋真の嬢ちゃん遺影の前で無言で佇んでるのは精神衛生上良くは無い。
部屋の外で適当に過ごしてたら何時の間にか眠って朝だった俺はもう少し緊張感とか持った方が良いような気もする。
まぁ、もう数時間すれば双極の丘に向かわないといけない訳だから暫くそっとしておいたほうが良いだろうな。
出発までの間、剣八のおっさんは大丈夫かねぇとか、織姫ちゃんのおっぱいは癒されるなぁとかそんな事をつらつら考えておいた。
そうしてるうちにうちの隊員がやってきて双極に向かう準備をって事を伝えに来た。
と言うわけで出発します、白哉君無口だしあんま日記に書くこと無いなぁ。





 処刑当日 昼前

処刑開始まであと僅か、予定通りだとそろそろ騒ぎが起こるはずなので少しだけ霊圧を感じ取る為に意識を集中する。
ついでに玄海嬢ちゃんも偵察にまわしてみる。
そうしていると移動中の剣八のおっさんを発見した。
なんかPTが増えてるようなので旅禍の救出に成功したんだろうなぁ。
移動方向に隊長クラスと副隊長クラスの霊圧が計4つ感じるのでおとり作戦成功って事で良いのだろうか?
織姫ちゃんは無事だといいなぁ、あとやちるちゃんも。
ハゲとナルシスはまぁ、それなりに何とかなるだろう、馬鹿だし。
剣八のおっさんなら、うん、負けてる姿とか全然想像できねぇ。
それだけにオレンジ君が剣八のおっさんに勝ったとか信じられないんだがどうやったんだ?
でもまぁ、サイヤ人みたいなもんだからなぁ、剣八のおっさん、死に掛けたから今頃レベルアップしてるな絶対。
片目を視覚共有してうんうん唸ってたら白哉君にばれた。
どうですかと聞かれたので、結構順調だよっつったら、義兄上には何時も世話をかけますとか言われた。
そう言う風にしか行動できない不器用な弟分の手助けをするのは兄貴分の務めだからなぁ。
ついでに、恋次君の足止めとかしておくかと聞いたら、副隊長の暴走を止めるのは隊長の役目だと言った。
しかしまぁ、あれだね、死神とかエライ奴ってのは高い所が好きだよなぁ。
遠くからこっちにやってくる恋次君を見ながらそんな事を思った。
まぁ、その仲間入りするようになるとは、まだ生きてる俺は考えもしてないだろうねぇ。
うん、ヤバイ、結構楽しいな、これ。
ドドドドドドドドドとかゴォとか効果音流れてそうな顔で恋次君がこっち見上げてくるのを見てそう思った。





 処刑当日 昼前2

ドカッ・バキッ・恋次君は死んだ・スイーツ(笑)
いや、流石にこれは酷いか、と言うか、白哉君つえーなぁ。
ズタボロになった恋次君を治療しつつ、そんな事を考えてた。
俺相手だと相性が良いから何とか形にはなるけど、全周囲攻撃とか玄海嬢ちゃん以外じゃ防げないっちゅうねん。
思わず関西弁っぽくなるほど驚いたわ。
まぁ、あれだ、恋次君にあんたが何でそこにいるんだよとか、ルキアを助ける為に色々やってたんじゃねぇのかとか文句つけられた。
別方向からルキア奪還する為に双極の丘を目指してると思ってたらしい。
オレンジ君ならそう言う行動取ると思うけど、そこはほら、人任せに定評のある俺な訳だしな。
やる事やったんでもう俺がする事無いんだよ的な事言ったら、諦めたのかよとか文句言われました。
超ゴメン、諦めたより性質悪いのは自覚してる。
人任せだもんなぁ、見る人が見れば他人に泥を被せて自分だけ罪を逃れようとしてるように見えるのは当然だ。
隠し事出来そうに無いからってハブって置いて文句言うのは筋違いだろう。
恋次君の意見にごもっともでと思ったので、白哉君の後方で大人しくしてたら戦闘が始まった。
恋次君が卍解覚えてたり、白哉君が秘儀・卍解返しとかしたりととりあえず端折る。
ハゲとか恋次君とか、十一番隊はこっそり卍解とかはやってるんだろうか、そういえば俺も人の事言えないな。
もしかして、十一番隊の仕事とかやってるし俺も十一番隊集合に組み込まれてたりするんだろうか?
そんなこんなで恋次君(重症)+白哉君(無傷)=俺治療係と相成ったわけだ。
なんか、ボソッと義兄上の気持ちも知らずに勝手な事をとか白哉君が口走ってた気がするが、もしかしておれって白哉君にデレられてるのか、いや、まぁ、他の奴が言うほど付き合いにくいキャラじゃないよなぁとは思ってたんだが。
治療して追いかけるからと白哉君を先に行かせて現在に至ると、まぁ、そんな感じ。
治療完了して意識が戻るのを待つばかりと言う所で、うちの若い衆が来た。
理吉君って言ったっけなぁ、恋次君に憧れてるらしく額に刺青を彫ってる子だ。
恋次君が起きたらすぐ治療したから出血はそれほどじゃないけど霊力消耗してるから無理しないようにと伝えるよう伝言し双極に向かうことにする。




 処刑当日 正午

治療が済んで双極に向かっていたら丘の上に火の鳥が現れた。
とりあえず、玄海嬢ちゃん飛ばした方が早いから先に行って貰う事にする。
どうも双極での処刑には山本総隊長、砕蜂、京楽隊長、白哉君、浮竹隊長の五人。
それと副隊長と席官クラスで、ちょび髭の人、大前田君、眼鏡委員長、都さんが出席してるらしい。
浮竹隊長が居るって事は準備完了って事だなと、安心して見てたら双極の結界(ハッチさん謹製)に隠れてたらしい海燕さんと十三番隊お騒がせコンビが盾みたいなのを手に持って飛び出してきた。
その盾から拘束用と思われる紐が伸びて火の鳥を捕まえた、アレが例の双極破壊兵器って奴か?
この後の展開はスペクタクルと言うか、中々の見ものだったわけだ。
出てきた火の鳥は海燕さんと都さんが盾に斬魄刀を突き立てたら崩壊するわ、出番待ちとばかりに飛び出てきたオレンジ君は双極の磔架を破壊するわで、うん、王道的展開ですねぇ、リアル出待ちとか。
この後は打ち合わせなし、被害を抑えつつここを空にするには……
多分、オレンジ君が出てきたって事は夜一さんも傍に居るから砕蜂と夜一さんが二人して消えるってのは打ち合わせ通り。
性格的に白哉君はオレンジ君に行くと、浮竹隊長と京楽隊長は話しが上手く行っても行かなくても山本総隊長を抑えるって話。
ならばと、玄海嬢ちゃんを極小モードにして海燕さんの耳元に寄せてこっそり打ち合わせ。
不意を打てば多分、副隊長一人と席官四人は無力化できるよな、多分、都さん辺りは合わせてくれると思うし。
と言うわけで、即席コンビネーション活劇とか、ちょっとやってみるかね。
てな訳で大まかな流れを書いて置きましょうか、海燕さんは斬魄刀解放して大量の水を召喚、丘って事を良い事にちょび髭さんと大前田君を巻き込んで崖下に押し流した。
それを俺がと言うか玄海嬢ちゃんがキャッチ、崖の下に無事お届けした後、そのまま紐状に変化して拘束しておく。
俺の方は丘の上に到着する直前に、斬魄刀のもう半分を地面に突き刺して、地中から八割を京楽隊長の所の眼鏡委員長に、残りの二割で都さん&十三番隊お騒がせコンビを触手的に拘束。
で、俺とは逆、わざわざ崖を登ってやってきた恋次君がルキア嬢ちゃんを受け取って逃げて、そのままオレンジ君は斬りかかって来た白哉君と戦闘に入り、海燕さんを取り押さえようと動いた砕蜂は夜一さんが攫って言って、何時の間にか逃げてた京楽隊長と浮竹隊長を追って山本総隊長が消えたと、うん、一気に書くにはなかなか動きが激しい展開だなぁ、漫画にすれば単行本一冊分かもしれん。
海燕さん以外は俺が捕まえた人しか居ない双極の丘。
とりあえず捕まえた人は縛道の九十九【禁】で拘束しておいた。
ナイムネは拘束しても面白くないなぁ。
そんな事考えてたら京楽隊長の所の眼鏡委員長にめっさ睨まれた、こえーよ。



 処刑当日 正午2

うん、オレンジ君半端ないわぁ。
現在、双極の丘の下で上空で繰り広げられてる白哉君vsオレンジ君の戦いを観戦してたりする。
丘の上で海燕さんとここじゃ白哉君の戦いの邪魔になる、移動しないか、良いだろう、ルキアが逃げるだけの時間は稼がせてもらう。
そんな感じのやりとりした後、拘束した四人を連れて丘の下の大前田君とちょび髭さんを捕まえてる場所まで移動した。
ちなみに、その後は四人の拘束解いて逆にちょび髭さんと大前田君を【禁】で拘束しておく。
ムームー言いながら芋虫みたいに悶えてるけど気にしない。
で、かくかくしかじかで事情を眼鏡委員長ちゃんに説明して観戦モードと相成ったわけだ。
京楽隊長を追いかけたそうにしてたけど正直な話、山本総隊長と浮竹&京楽両隊長の戦いに紛れ込んだら副隊長クラスだったら死ぬし。
隊長クラスでも、下手すりゃ余波で死ぬ、山本総隊長半端ない。
普段は半分ボケ老人なんだけどなぁ。
霊圧だけで呼吸困難とか普通にアリです、俺も昔一度やられた。
以前、お茶会で総隊長のお気に入りの茶碗割った馬鹿が居て、かまわんよ形あるものはいずれは滅ぶものじゃとか好々爺っぽく返したくせにだだ漏れの霊圧を殺気付きで茶碗壊した奴が受けて一瞬で気絶した。
うん、ありゃ無理だ、あの人にだけは喧嘩売ったらあかん。
そうこうしてると、隣に何時の間にか青春嬢ちゃんが来てた。
よっと片手を上げて挨拶したら殴られた、別れ際の発言に怒っての事らしい、根に持つなぁ。
警戒する何人かに仲間だと説明して観戦を続ける。
うーん、原作再現、感動ねとかうんうん青春嬢ちゃんが頷いてる。
どっち勝つと思うとか聞いたらオレンジ君とか言ってる、弟なんだから応援しろと言ったら、なんだか仲良いねとか言われた。
まぁ、青春嬢ちゃんより、ずっと付き合い長いからなぁ、白哉君とは。
特になんも考えずそう言ったら、そっか、白哉もライバルかとかなんか黒いふいんき(何故か変換できない)出してた。
いやいや、流石にBLとか無いから、そういえば昔、白哉萌えとか平子×一護萌えとか言ってたよな、この嬢ちゃん。
その事を指摘したら、やめてー、それは私の黒歴史ーとか叫んで転がった、ヤバイ、面白いな、このネタ。
嬢ちゃんからかって遊んでたら戦闘は終わってた。
なんか回りにジト目で睨まれてる気がするが、気にしないでおこう。
オレンジ君は双極の丘までやってきてた織姫ちゃんチームが回収してった。
うん、無事でよろしい、白哉君も瞬歩で移動したのが見えたから海燕さんにちょび髭の人と大前田君を任せて青春嬢ちゃんと白哉君を追った。







 処刑当日 昼過ぎ

感動の再会とか、まぁ、そんな感じかねぇ。
とりあえず、オレンジ君と戦い終わって隊舎に戻った白哉君と合流して、おつかれと傷の治療を始めた。
うにょうにょと傷口を玄海嬢ちゃんで塞ぎつつ、治癒鬼道で、HPを回復する。
で、俺の傍に立ってる髪の毛染めた青春嬢ちゃんを見て、白哉君は呆然としてる。
嬢ちゃんは白哉の頭をなでながら強くなったねと笑顔だ。
とりあえず邪魔せずに無言で治療を続ける俺。
白哉君は目を丸くして俺と嬢ちゃんを交互に見て、一息ついてからそうですか、生きてたのですか姉上と一言呟いた。
死んだと聞きました、むかつく奴に嵌められてね、義兄上は最初から知ってたのですか、それは結構最近かな?
と言った感じに割りと言葉少なめにお互いの近況を話しあっていた。
治療が一段落着いて、ラストバトルが待ってるよと双極の丘に向かう。
丘に向かう途中、卯ノ花隊長の所の副官から護廷十三隊の席官クラス及び旅禍に対して連絡があった。
なるほど、ついに動いた訳だ、青春嬢ちゃんと白哉君と顔を見合わせ、一度頷いてから双極の丘へ駆け上がった。
そこに居たのは片手に手の平サイズの結界に包まれた石のようなものを持った藍染惣右介と大怪我をして倒れ伏すオレンジ君と恋次君。
そして、今正にルキア嬢ちゃんと貫こうと斬魄刀を解放した市丸ギンの姿。
白哉君がルキア嬢ちゃんを庇うように抱きしめ、青春嬢ちゃんは瞬歩でオレンジ君と恋次君を回収する。
俺は解放した玄海嬢ちゃんを盾にルキア嬢ちゃんと白哉君の前に飛び出した。
市丸ギンの斬魄刀を受け止め、ルキア嬢ちゃんを回収して、恋次君とオレンジ君をこの場から離した。
藍染にやられたのか狛村隊長が倒れてるが若干、距離がある。
少し意外そうな顔をしたが、俺らを排除しようと藍染は刀に手を掛ける。
あ、こいつに刀抜かれたらヤバイな、と一瞬脳裏によぎったが、その予測は実現しなかった。

「悪いけどな、後は俺等の仕切りやで」

その一言と共に俺らと藍染を遮るように結界が張られ、莫大な霊圧が丘を覆い尽くした。
虚の仮面を付けたハッチさんが結界を作り出したのが辛うじて目に入ったが、そのすぐ後で何重にも黒い結界が張り巡らされその姿は見えなくなった。
後は、俺らは俺らの仕事をするだけだ。
続々と集まっている隊長格、事情を知る者に知らぬ者。
それらが全員、この双極の丘へと集まった。
居ないのは結界に呑まれた藍染・市丸・東仙の三人。
副隊長格では藍染と市丸の所の副隊長は現れなかった。
そんな中、西以外の瀞霊廷の門番が現れ結界を破壊しようとしたがこの早々たるメンバー相手にどうにかなるわけではなく、西の門番とボインの姐さん系の人の協力もあって鎮圧される。
はてさて、このまま楽できると良いけど、そう言うわけには行かんだろうなぁ。






 処刑当日 昼過ぎ2

狛村隊長の治療を卯ノ花隊長と副隊長の虎徹勇音ちゃんと三人がかりで終わらせる。
最初は後回しで良いと固辞したが、この後の事を考えると先にやって置いてもらわないと困る。
その後はオレンジ君と恋次君だけどな。
青春嬢ちゃんは浮竹隊長や京楽隊長、山本総隊長等の手が空いてる隊長を相手に現状の説明を。
それぞれの副隊長は隊に連絡して警戒態勢を取らせていた。
砕蜂も隠密機動に指示を飛ばしている。
時間にして、数分だったろうか、狛村隊長の治療が終わり、他の怪我人、オレンジ君達は織姫ちゃんに治療してもらっている。
そんな最中、空が割れ、空間の裂け目から大虚の大軍が現れた。
藍染達を探しているのか、目をぎょろぎょろさせて尸魂界を見回していたが、見えないと判ると叫び声を上げて大量に空から降ってくる。
全く、出来れば一生、大虚なんて奴に会いたくは無かったんだがなぁ。
双極の丘に立つ隊長・副隊長達はそれぞれ特に巨大な霊圧に向かい丘を飛び立つ。
総隊長は丘の上で檄を飛ばし、俺も迎撃に向かう為に丘を飛び立った。

「さてと、最後の大仕事ね、玄之丞、死んだら許さないからね」

俺の右手側で青春嬢ちゃんが斬魄刀を解放し、斧槍を振り回しながら言った。

「私は霍乱に回る、玄之丞、足を引っ張るなよ」

砕蜂は俺の左手側に現れて、それだけ言って隠密機動を率いて大虚に向かっていく。
俺は首に絡む細い手の感触を感じながら、もう、責任を負うのが面倒とか、危険を避けるとか逃げ道を作るのはやめようなんて似合わないことを考えている。
今回の事件は、色んな人に助けてもらったからなぁ、もう少し真面目にがんばろうか、そんな事を思っていた訳だ。
とりあえず、最初にするのは卍解の事を隠すのは止めようとかそんな事。
俺の実力を考えると、大虚を相手にするにはどっちにしろ卍解あった方が確実だしな。

「さてと、行こうか玄海、青春嬢ちゃんも、砕蜂も、あー、うん、なんだ、ちょっとばかり真面目にやろうと思うんだがどうよ?」

「ふんだ、前から言いたかったけどね、玄之丞、卍解できて第三席とかサボりすぎ、真面目にやるのが当たり前ってもんよ、ちゃんとやんなさい」

「はいはい、それじゃ行こうか」

「おっけー、じゃあ始めよう」




「全界遍く、呑み干せ『北洋玄海』!!」
「全天遍く、轟け『春雷青龍王』!!」







 あとがき

 二人の力が世界を救うと信じて!
 ご愛読ありがとうございました…………嘘。
 もう少し続きます、エピローグ的に。
[PR]
by grass_noppara | 2009-06-18 01:09 | 駄文 | Comments(4)
一回目

初めて砂漠に入ってみた。
日差しが強すぎてやってられん。
どんどん体力が削られていくのが判る。
砂漠ではどんなものが回収できるかは判らないので色んな所を漁ってみた。
鉱石の類は特に密林と違いはない。
サボテン系やら、火薬草など、いかにも砂漠だなぁって採集物が多かった。
しかし、砂の中を高速で泳ぐ謎の生物(魚竜のガレオスと言うらしい)がいるんだが、どうやって倒すんだ?
走って追いかけたら時々外に出てくるのは判ったんだが、ほとんど追いつく頃には砂の中だしなぁ。
軽く道具屋で買ったモンスター資料を調べたら、聴覚に衝撃を与えたら追い出せるかもと書いてあった。
そう言えば、密林でクック先生と戦った時、音爆弾ってのがあったなぁ。
今度来る時に持って来よう。




 二回目

暑さ対策にはクーラードリンクが良いらしい。
装備も陽射しも変わってないのに飲んだら暑さがなんともなくなった。
ホットドリンクもそうだがオーパーツすぎる。
体感温度をどうにかしてるんなら俺の感じ方以外は元のままで気付けば死んでたとか普通にありそうなんだがそれもない。
エスキモーエキスとかアベコベクリームの類か?
とりあえずこれで気付けば戦う前に死に掛けてたなんて事はないだろう。
クック先生の戦利品の鳴き袋で音爆弾を量産してきたが、相変わらず魚竜は倒しづらい。
追いかけて近寄って今だと爆弾投げてみた。
でも、相手は止まらないので範囲外。
まぁ、クック先生とのバトルは練習になるから良いんだが、幾ら有っても鳴き袋が足りないな。
「頭を悩ませ、工夫し立ち向かう。それがハンターの醍醐味って奴だ」
とか、キッチンで飯食ってたら爆弾一筋が言っていた。
最もだが、えらそうなので今度クエストに連れてって蹴っとこうと思う。




 三回目

砂漠に出るドスゲネボス退治をしつつ砂漠にもなれてきた。
麻痺攻撃と若干体力が増えてる気がするが、所詮トカゲはトカゲ。
特に問題なく撃破、そろそろ魚竜の親玉退治の依頼を受けてみる。
足りなくなるなら物量で攻めれば良い。
先日作ったランボスセットを装備して鳴き袋と火薬と音爆弾も持てるだけ持ってきた。
後は音爆弾の効果で地上でぴちぴち跳ねてる所を切りまくる作戦だ。
うん、まぁ、倒せなくもない事は判明した。
だが、持って来た回復剤も音爆弾も使いまくったせいでこりゃ赤字だなぁ。
もう少し効率的に狩る方法もあると思うんだがな。





 四回目

砂漠で黄金魚とやらを釣って来る様に依頼された。
普段、農場以外で釣りとかあんまりした事無いんだが、依頼があるならまぁ、やらんでもない。
とりあえず何箇所か魚がいそうなポイントを探したら地底湖にいるらしい。
砂漠地帯とかにもいるんだが、魚竜とか出てきそうなので止めた。
砂漠の癖にホットドリンクが要るくらい寒いのは頂けない。
とりあえず黄金魚以外が掛からないように気を付けながら糸をたらした。
途中で餌が足りなくなったので収集したり。
どうも大物の方の魚竜も今日は居るらしい。
倒したいのは山々だが、音爆弾もその材料も持って来てないので諦めた。
偉い人は言ってました、ありえないなんて事こそありえない。
ちょっと意味は違う気もするが上手い倒し方が何かあるはず。
色々頑張ってみよう。




 五回目

魚竜のキモを沢山集めないといけなくなった。
これは不味い、魚竜とか滅茶苦茶苦手なんだがどうしたものか。
悩んでたら爆弾一筋猫がいた。
「困った時は、人に聞け、そして、人を知れ、技術なんてもんは、盗むもんだ」
滅茶苦茶良い笑顔だった。
思えば、何時もコイツは俺の傍に居て助言をくれていた、そうか、コイツに相応しい主であるよう努力しなければいけない。
とまぁ、感動とかしてみたが、クエストに連れて行くと爆弾で吹き飛ばされるので今日も留守番だ。
頑張って腹筋するように、俺は応援している。





 六回目

まずは雑魚魚竜だが、追いかける必要が無いと言う事に気がついた。
あいつ等は大体、同じルートを通る。
そして方向を変える時、一時的に停止してから方向を変える。
つまりだ、方向転換するポイントに待機して、敵が止まった瞬間に音爆弾を投げたら相手を砂の上に追い出せるて寸法だ。
なるほどなぁ、これが工夫って奴か。
この作戦のおかげで面白いほど狩りが楽になった。
この勢いのままにと言う事で、砂漠の魚竜の大物、ドスガレオスの攻略法も試してみるとしよう。
基本戦術は、待ちで相手の動きが止まった瞬間に音爆弾でかまわない。
外に追い出したら後は、他の大型モンスターと同じだ。
相手の攻撃パターンを研究して、それに対応できるこちらの動きを練習するのみ。
ドスガレオスの場合はだ。
・正面に砂で攻撃する(遠距離)
・正面に砂の上を滑る様に突進する。
・正面左から右(敵から見たら逆)に向かって噛み付き攻撃(近接)。
・左に(敵から見て右側に向かって)体当たり。
・時計回りで尻尾攻撃。
の五つだろう。
話によると首が弱点だそうだから相手の右側手前に(敵から見て左前方)基本位置を定めて。
砂ブレスの隙に接近して切る。
なるほど、苦手だと思う相手は研究不足。
つまりそう言う事なんだろうな。




 七回目

ドスガレオスとの戦いになれてきた頃、雪山に奇妙な飛竜が現れたと知らせを受けた。
フルフルと言う名前でなかなかの強敵らしい。
今の俺なら倒せるという事で大分、最初の時の死に掛けて運び込まれたという汚名は返上出来てきた様だ。
まだ、あの竜に復讐するまでは完璧ではないが、千里の道も一歩から、徐々に信用は積み上げていかないといけない。
寒さ対策セットと大物捕獲セットを持って雪山に足を踏み入れる。
洞窟の中に入ってみると、白くてヌメっとしていて目の無い竜がそこにいた。
帯電して口からは電気を飛ばしてさらにはあの巨体で体当たりまでしてくる。
強敵だった、強敵だったが、自分が思った以上に動ける事に気がついた。
動きが鈍いって言う事もある、だが、相手の動きになんとなく対応できてしまうわけだ。
何度か倒され、猫に依頼料を削られはしたが、何とか捕獲する事に成功した。
そう、俺は確かに強くなっている。
強くなってる実感を感じられる戦闘なんて本当にあるんだな。
新しい狩場を村長に教えてもらい、俺は家に戻った。
キッチンで食事を作ってもらい、爆弾一筋猫に良い笑顔で肩をたたかれた。
明日からはまた新たなクエストが始まる。
それがどうしようもなく楽しみだ、なるほど、俺もハンターと言う職にどうしようもなく漬かりきってしまったようだ。
昔はこんな危険な職業なんて、そんな風に思っていたんだが、何がどうなるか判らないもんだなぁ。




☆2終了、☆3へ。
[PR]
by grass_noppara | 2009-06-02 19:48 | 駄文 | Comments(0)
 一回目

先日、密林や砂漠の場所を教えて貰ったが、だからと言って雪山の仕事が無くなる訳ではない訳で……
今日も今日とて雪山登りに精を出すのであった。
ドスファンゴの討伐依頼をこなした。
ドスファンゴって言うのは、でかい猪だ、とりあえず突進にさえ気をつけていれば特に問題は無い。
雑魚の処分とかしてると死角から突進されたりはするが場違い竜と比べたらどってことないな。
突進後と方向転換時が狙い目と見た、どんどん斬るぜ!
他だとトカゲと猿がまた湧いたらしいので討伐依頼をこなした。
色々経験を経て武器防具を新調した俺にとって雑魚だね雑魚。
とりあえずガンナー用のトカゲ鎧やライトボウガンの種類を増やす為に素材集めも平行する。
調合でアオキノコ+薬草の回復剤、回復剤+ハチミツの回復剤グレート。
この辺りの材料を雪山と農場で増産しつつ、雪山草とフルフルベビー(山のてっぺんで見つかるなんかの幼虫?)を採集すると効率が良い。
雪山草とかフルフルベビーを持ってくと良い金になるんだよな。
しかも、なんか変なポイントも貰えてポイントで農場の拡張工事や鎧玉とかもくれるしな。
鎧の強化にもアイテムが要るとはなかなか奥が深い。
トカゲ鎧を揃えて限界まで強化するぜ。


 二回目

今日は竜も居ないし雪山草集めてきてくれとか言われた。
フラグですね判ります。
絶対居るんだろうなぁとか思いつつ山に登ると案の定居た。
だが、以前の俺じゃねぇ、トカゲ鎧を最大強化し、鉄刀もバージョンアップして鉄刀神楽になってる。
今なら勝てる……とまぁ、一瞬でもそう思った俺は馬鹿だった。
あの突進、どうやって避けんだよ、しかも最大二回くらいダメージ受けたら死ぬってのは何も変わってねぇ。
報酬は減ったが、スニーキングミッションで雪山草を集めた。
こいつは何時になったら倒せるのか、生半可な強化じゃ無理なんだろうなぁ。


 三回目

これからしばらくは密林関係の仕事をこなしていくつもりだ。
密林の注意点は一つ、ボウガンでカニと戦わない。
舐めてかかったらボウガンを何発打ち込んでも死にゃしねぇ。
硬いからに遮られるのか?
すっげー久しぶりな気がするな、小型モンスターに殺されるとか。
そんなこんなで、素材集めとかで良く来て、実体験を元に土地勘を養ったわけなんだが。
どうもここにも大トカゲが出て悪さするらしい。
雪山とはまた別の種類だが基本的に生態は変わらんらしい。
ボウガンの材料にもなるし、鎧の材料にもなるので小型トカゲ共々乱獲した。
しかし、トカゲで防具を作ってみたは良いが、雪山トカゲとあんまり性能も見た目も変わらんなぁ。
何故か装備してると調合が上手くいきやすい気がするが。
防具屋に話を聞いてみるとスキルのおかげらしい。
防具には種類ごとにスキルやら何やらがあるんだとか。
ハンター装備だとボス敵の場所が判るようになると聞いて一そろえ買ってみた。
防御は低いがこれは中々、千里眼スキルか、なるほど侮れない。
スキル効果付きの装飾品、今ならなんと……とか言って売りつけてこようとしたが、馴れるまで放置する事にする。


 四回目

家の前のお婆さんが、猫を雇わないかと言ってきた。
猫の手も借りたいほど忙しいのは確かだが、実際猫って役に立たなくねぇか?
そう思ってたが、二足歩行するわ武器を使うわ料理作るわと驚くほど役に立つ。
キッチンに2匹、お供に2匹ほど雇ってみた。
ぶるぅぁぁぁぁとか叫んでる奴が居るが一度狩りに連れてったら爆弾で吹き飛ばされまくった。
爆弾一筋らしい、俺にはコイツを扱うだけの腕が無い。
とりあえず腹筋でもさせておくとする。
まぁ、もう一匹の方は割りと普通に便利なので毎回連れて行っている。
遊撃手らしい。
キッチンで定食も作ってくれるんだが、何故かスタミナとか体力とか力とか頑強さとかが上がる気がする。
すっかり味を占めて今日はどのステータスが上がるかなぁと飯を食ったら大当たり。
腹が下って体力が減った。
あんま当てにしてもしょうがないって事か?


 五回目

密林に大怪鳥が出るそうな。
大・怪・鳥、心惹かれる言葉だ。
とりあえず、音速で飛来して翼カッターしてくるんだな。
超音波攻撃してきたり。
まぁ、雪山の竜ほどじゃないだろう、ちゃちゃっと狩りにいくとするか。
とか言いながら近接装備で挑んだんだら、敗北した。
尻尾攻撃が厄介だし突進に突っつきに終いには火まで吐きやがる。
頭に来たんでショットボウガン・白を片手に散弾限界まで持って狩りにいった。
多少、照準が合ってなくっても散弾なら関係ねぇ!
きっちり止めを刺した。
「クック先生は、全ての大物に通じる偉大な漢だ。お前も、一流のハンターを目指すなら、彼で自らの技量を磨くんだ」
やたら濃い声でニヒルにそんな事を爆弾一筋猫に言われた。
なんか腹が立ったので蹴っ飛ばしておく、セレクトボタンで。
訓練所で戦えるようになったのでとりあえずボウガンで挑んだ。
五分で決着がついた、連射つぇぇぇ。
訓練所支給のボウガンをくれと言ったら断られた。
連射、マジで詐欺だ。
なんとなくこの訓練でボウガンの方向性が見えてきた気がする。
要するに弱点を連射で突けばボスでもボウガンで火力不足を感じなくて済むって事だろう。
「クック先生は、氷に弱い」
見りゃ判るわ、炎吐いてるしな。
しかし、楽しくなって延々とボウガンで訓練所のクック先生を撃破してたんだが。
これって、練習になんねぇんじゃね?
気付けばクックコインが80個とか持ってたんだがやりすぎだろうか?


 六回目

大型モンスターの強さが身に染みたので、支給品だけでの勝利をひとまず諦める事にする。
大型相手にする時は回復剤グレートを限界まで持って行くと良い感じだ。
桃色の大猿も回復剤を使いつつ何とか撃破。
クック先生より強かったなぁ。
しかも攻撃方法が最悪だ。
う○ことか投げてくるし、オ○ラとかしてくるし、コイツはヒデェ、ゲロ以下の匂いがぷんぷんするぜ……そりゃするわ。
回復剤のおかげでなんとなったが、本格的に大型相手の動き方を特訓した方が良さそうだ。
しばらくは飽きない程度にクック先生と喧嘩する事にする。
キノコ集めとか、虫退治とか、ピンク猿(小)退治とかの依頼をこなしつつって所だな。
クック先生の襟巻きを攻撃して破壊すれば特殊な素材も貰えるそうだ。
それに挑戦しつつ特訓あるのみ!
ちなみに特殊な素材ってのは耳らしい。
あの襟巻きって耳だったのな、集音効果抜群だな。
試しに音爆弾使ったらしばらく朦朧とした後、怒り狂って攻撃してきた。
何か足元に落ちてたので集めて持っていったら竜の涙と言うらしい、高く買い取ってもらえた。
そうか、クック先生って、竜だったのか、てっきり、羽根を毟られたにわとりの悪霊怪獣か何かと思ってたよ。


 七回目

ふはははは、クック先生恐れるに足らず。
何度も何度も何度も挑んでかなり安定して戦えるようになったぜ。
それもこれも、爆弾猫が持ってきたビデオを見たおかげだな。
プロのハンターが太刀でクック先生と戦う動画だ。
一度人が倒してる姿を見ると立ち回り方の勉強になって良いな。
やはり視覚効果ってのは素晴らしい、どうもニコニコ動画で色々プロハンターの情報が手に入るらしい。
たまには爆弾猫も役に立つ。
太刀だけじゃなくて他の武器も使えるようになれって?
ふむ、まぁ、太刀で戦い辛い敵が出てきたら考えるさ。
クック先生を倒してるうちに素材が揃ったので近接用にクック鎧セットを作ってみた。
主に体力、攻撃力、火耐性スキルが付いてるようだ。
防具全部の補正を合計してそれぞれ+10、+15、+20などになるとスキルってのは効果を発揮するらしいな。
って事はだ、例の装飾品は微妙に足りない場合にその補正で付けると良いわけか。
装備箇所ごとに最大3個まで付けたり出来るらしい。
色々、便利な効果もあるんだろうな、色々試して見るといいかもしれん。




 ☆2密林編終了
[PR]
by grass_noppara | 2009-05-25 20:11 | 駄文 | Comments(2)
 一回目

今日から記念すべきハンター生活が始まる。
赴任地はポッケ村というところらしい、雪山を越えて行かないといけないんだが、すげー寒い。
まぁ、もふもふセットのおかげで行動に支障が無いのは利点だと思う。
トカゲとか、カモシカっぽいのとか、水牛とマンモスの相の子のような生き物が生息しているが際立った危険はない。
そう言う理由もあって安心して山道を進んでいたんだが、えらく場違いな竜が襲い掛かってきて気付けば村に着いていた。
いや、持てる技術を結集して挑んでみたんだが、流石にありゃ無理だ。
二足歩行の猫に台車に乗せられ運ばれた模様。
着任前にモンスターにぶっ飛ばされて運ばれたせいか、妙に村人の視線が生暖かい。
それもこれも場違い竜のせいだ、次は狩る。


 二回目

実力を不安に思われたせいか、初心者訓練所に行かないかと遠まわしに言われた。
まぁ、気持ちは判る、俺が村人だったらコイツ大丈夫かとか心配するしな。
竜に勝てなかったのは事実なのでとりあえず色々練習してみる事にする。
一通りの基本と武器の使い方の近接武器を習った。
片手剣&盾、大剣、太刀、双剣、ハンマー、ランス、ガンランス、狩猟笛の8つだ。
言いたい事は判る、近接武器になんで笛?
見た目は、あれだ、棍棒に穴が開いてて吹こうと思えば笛になる的な?
ギャグだな、楽器で敵を殴るとか、何時の時代のロックバンドだっちゅうねん。
アイムロッケンロール、流石に、笛は無い。
一通りやった結果、片手剣は使いやすいが在り来たりでつまらない。
大剣は動きの鈍い敵には良いかも知れないが俺の技量ではちょっと技の出が遅くて使いづらい。
双剣は使いやすいんだが、こう、モンスターの皮膚の表面をガリガリやってるイメージと言うか、肉を切り裂く感触がなぁ。
ハンマーはいかにも原始時代の棍棒といった雰囲気で俺の美学が許さない。
ランスとガンランスはかなり好みだが、小型モンスター相手の立ち回りが難しい。
結果、技の出が比較的早く、肉を切り裂く感触も素晴らしい、太刀を自分の得物にしようと思う。
これさえあれば場違い竜もバラバラにしてやる事が出切るはず。
決意を新たにこの日は終了。
明日から村長から依頼を受ける、実に楽しみだ。


 三回目

今日、新たに受けた依頼はガウシカ狩りと雪山草集め。
もふもふセットに身を包み、骨を片手に雪山に向かった。
太刀じゃないのかって?
いや、骨も太刀の一種らしい、支給された武器なんだが、そうか骨か、最初の目標はキチンと太刀っぽい太刀を手に入れる所から始めよう

と思う。
とりあえず、ガウシカと死闘を繰り返し、山の高い所に生えてる雪山草を集めた。
ガウシカって言うのは、カモシカっぽい角の生えた動物なんだが意外と強い。
男は黙って正々堂々、そんな事考えながら斬ってたら立派な角で吹っ飛ばされた。
うむ、俺は学んだね、相手の動きが止まった瞬間、横から殴れば良い感じに倒せるって。
騎士道精神とかイラネ。



 四回目

武器屋に刀くれと言ったら、材料集めて来いと言われた。
完全受注製らしい、鉄刀と言う名前で材料は鉄鉱石にマカライト鉱石、氷結晶にセッチャクロアリ。
鉄鉱石とマカライト鉱石は判るんだが、虫と氷は何に使うんだ?
まぁ、それで出来るって言うなら持って来るけどな。
と言うわけで、クエストのついでにピッケルと虫網を持って雪山に向かった。
氷結晶って、氷の結晶かと思ってたら溶けねぇよ。
部屋の道具入れで保存とかできるんだなぁ、すげぇ。
山の上の骨っぽいのをピッケルで削ったら何か変な生き物が出てきて噛み付かれた。
一応、売れるかもしれないので持って帰ったが滅茶苦茶いてぇよ。
割と高く売れたので良しとするけどな。



 五回目

今日はギアノス退治とブランゴ退治をした。
簡単に説明すると、トカゲと猿だ。
太刀を極めた俺にとっては雑魚だね。
相手の動きが止まった瞬間に横から斬れば良いのさと思ってたら、動きがトリッキーで苦戦した。
斬ろうと思って横に回ったら、ぴょんぴょんとんでったり、バックステップしたりと中々やるなこいつ等。
とりあえず、一撃目を突きにすると比較的当てやすい気がする。
太刀は俺的に実に好みだが、どちらかと言えばやはり大型の敵を倒すのに向いてると思う。
小型討伐用に少し武器を見直してみるか、そう考えたので訓練所に行って一通り武器を触ってみた。
前は近接武器しか使わなかったんだが、遠距離武器も触ってみた。
ライトボウガン、ヘヴィボウガン、弓の三種だ。
ライトボウガンとヘヴィボウガンは基本的に性能は変わらないんだが、重さのせいで身動きの早さに差が出てくる。
弓は少し、ボウガンと比べると扱いが難しい。
小型モンスター対策として使うならライトボウガンが良いんじゃないだろうか?
大・中型を太刀で、中・小型をライトボウガンで、そう言う感じに使い分けて行こうと思う。


 六回目

今日は、ポポからポポノタンを集める簡単なお仕事です。
ポポってのはマンモスと水牛を足して二で割った感じの草食動物。
正直言って雑魚い。
楽勝だねとか思ってたら、目の前に場違い竜が居て気付けばキャンプに戻っていた。
何時もの場所に居ないと思ってたら、場違い竜のせいか。
頭に来たので鉄刀の錆びにしてやる!
あっと言う間に食われたがな。
防具が悪いのかと思って、トカゲから皮剥いで新しい鎧を作った。
胸の部分だけ材料が足りないらしく骨鎧だったんだけどな。
それでも勝てないので竜を見かけたら速攻で逃げつつポポを狩ってポポノタンを集めた。
本気で場違いすぎるだろう、常考。


 七回目

今日も何時も通り村長に仕事を貰いに行ったら、何やら緊急の仕事があるらしい。
トカゲの親玉が出てきて悪さするので狩って欲しいそうな。
親玉ってくらいだから大型か中型だろう。
とりあえず、鉄刀を持って雪山に向かった。
山頂付近で見つけたが、行動パターン自体は他のトカゲと変わらないようで場違い竜と死闘を繰り広げた俺にとっては雑魚。
とは言い切れないが、まぁ、倒せない敵じゃない。
ある程度攻撃したら逃げる所が煩わしいが何とか始末する。
どうもコイツがトカゲ鎧の最後の素材を持ってるようなので皮を剥いで持って帰った。
とりあえず、ハンター生活も軌道に乗ったようだ。
そろそろ難しい依頼も任せてみようかねと村長に言われて、新しい地区とそこの依頼を教えてもらった。
ひとまずは瀕死で運び込まれた汚名は返上できたって事かねぇ。
余裕も出て来た事だし、村で貸して貰った農場の世話とかにも手を出していかないとな。



 ☆1雪山編終了。
[PR]
by grass_noppara | 2009-05-24 18:56 | 駄文 | Comments(2)

双演のレギオス4


 剄息は武芸者の基本。
 武芸の教本の一番最初に書かれており、剄脈より剄を発生させるためには必須の技能だ。
 多くの武芸者は戦闘に挑む際、剄息を整え己の身の内に剄を練る。

 客観的に見て、俺とエディは優秀な武芸者だと思う。
 故郷の双影都市ゴルディアとこうして学園都市ツェルニの二つの都市を見る事になり、その確信は確固たるものとなった。
 先輩の武芸者の話を聞く限り、学園都市の武芸者と言うのは優秀ではないはみ出しモノが集まる場合が多いらしい。
 優秀な武芸者を都市は手放さないからだ、故に学園都市に居るのは性格に問題があるか実力に問題があるか変わり者か特殊な事情がある人間に限られると言う事になる。
 その評価は、自都市の武芸者とこの都市の武芸者の質を知った事で正しいと納得できた。

 武芸者として優秀ではあるが、他の武芸者と俺たちの差はどのような所にあるのか?
 それを考えた時、才能であったり、工夫であったり、経験であったり様々な要因があるはずだが、その要因の中には剄息の在りようと言う点もあるのではないだろうか?
 俺はエディに幼少時に指示された通り、日常、どんな時でも剄息を絶やした事はない。
 睡眠中でも絶やしていないらしい(エディが確認した、同様に俺もエディの睡眠中の剄息を確認したが)。
 剄を常に練り、剄脈は常に稼動し、使った筋肉がその分成長するように、剄脈は強靭に、剄路は太くなっていく。
 俺たちが持つ剄の量と出力という絶対的なアドバンテージ。
 それが俺らと他の武芸者の最も大きな差ではないだろうか?

 そう、剄息を完璧にこなす事で若ければ若いほど…才能と言う限界はあるにしろ…剄の量は増えていく。
 完璧、そう完璧だ、現在進行形で完璧に眠りながら剄息をこなす馬鹿が居る。
 コイツは本当に、何の為に学園都市に来たのだろうか?
 この最初の授業で開始早々居眠りを始めた馬鹿にはもう本当に手の施しようは無いのだろうか?




「ラス~、聞いてくれよぉ」
「聞くも何も、今日は一日一緒に居ただろうが、言いたい事は判るから黙ってろ」

 一日の講義が終わり、特にバイトもやってない、片方にいたっては探す気もない俺達は暇な放課後を過ごしていた。
 適当な公園の適当なスペースで奇声を上げながら転がってる馬鹿を尻目に、新入生用の無料の求人情報誌眺める。

「知ってても良いから聞けよ、愚痴ぐらい。あぁ、なんで鋼糸が禁止だっちゅうねん、最悪~」

 そう、簡単な話、コイツの得物の使用が禁止になったと言うだけの話だ。
 基本的に学園都市での戦いでは刃のある錬金鋼は全て刃引きされている。
 そんなもの関係なく腕の良い人間は他人を傷付ける事が出来るものだが、おそらく刃が付いていればより簡単に人を傷付ける事が可能だからと言う事なんだろう。
 それだけなら、まあ、俺たちの武器は関係なかったんだが……

 問題は今日の講義の内容にあった。
 とりあえず、今回、武芸者の簡単な腕試しと言う事で、模擬剣で機械相手に模擬戦を行った。
 私物の錬金鋼を持っている人間はどちらを使ってもかまわないとの事だったので俺はありがたく杖型の模擬剣を使わせてもらった。
 去年は、都市戦の年と言う事で学園内での対人同士の武芸大会が行われたらしい。
 今年はそれほど差し迫っていないという事で機械相手で済ませるという事になったようだ。

 それでも掘り出し物を探そうと多数の上級生達が講義の見学にやって来ていた。
 銀のバッジを着けている所を見ると小隊関係者なんだろうな。

 この時、俺は、学園都市の武芸者の平均レベルを見るために順番は最後の辺りで良いかと思い、壁際に避難していた。
 しかし、この馬鹿は、そんな俺の考えとは真逆の方向に突っ走ってしまった。

「はいは~~い、俺から俺から」

 元気に手を上げて前に出てきたエディ、お調子者が出てきたなぁと言う失笑と微笑ましさ、若干の苦々しさのこもった雰囲気が会場を包んだ。
 まぁ、コイツの容姿の事もある、どちらかと言えば微笑ましさが多かったように思えるのは無理もない事だろうな。
 性格は兎も角、容姿に限って言えば、エディは活発な美少女と、俺的に百歩譲って評価できなくもない容貌をしている。
 しかし、それも模擬戦が終わる頃には関係無くなっていた訳だがな。

 この時、俺は長年の経験からこの先何が起こるか正直予想がついていた。
 しかも手にしているのは学園支給の模擬剣ではなく、自前の白金錬金鋼、指先に鋼糸を復元する手袋状のアレだ。
 あるいは、ここでエディを止めておけばと思わなくもなかったが、最終的にコイツが俺の忠告を聞く確率と、忠告する事で無駄に目立ってしまい顔が売れてしまう事のデメリットを天秤に掛けた結果、後者に傾いたのもまた長年の経験の賜物であるとだけ言っておこう。

「レストレーション」

 機械と向き合い、錬金鋼を手に嵌め、その本質である刀身、すなわち糸を復元する。
 後は開始の合図を待つばかり、とは言っても、俺には既に見えない事を良い事に機械に無数の糸が絡み付いているのが判ったわけだが。

 後は、俺にとっては予想通り、見ている人間にとっては何が起こったのかさっぱりな一瞬だっただろう。
 開始の合図と共に、移動して攻撃を始めるはずの機械が微動だにせず、すわ故障かと外野がざわめき始めた時、この馬鹿はニヤリと笑って指をパチンと鳴らした。
 その瞬間、動かないように全身を糸で雁字搦めにされていた機械は斬剄を纏った糸により一瞬のうちにバラバラになった。
 とまぁ、そういう次第だ。

 この後、事情を聞きに監督していた先輩方数人が馬鹿の元を訪れ、エディは別室に連行されていった。
 ちなみに、講義は騒然となりはしたが一応続けられ、俺は全体の大体の実力を把握した後、無事模擬戦を終えた。
 化錬剄で発生した炎弾を二、三発ほど機械に当ててギリギリの勝利、とまぁ、上の中位に調節した勝利と言った所だろうか?

 それで、講義の後、学園都市連盟の規定により、都市戦での鋼糸の使用の禁止を言い渡されたとへこんで戻ってきた馬鹿に聞かされて現在に至る。
 あの錬金鋼の危険度から、刃引きされてない刃物系の錬金鋼と同じ扱いを受ける羽目になったようだ。
 当然の事ながら自前の錬金鋼は封印処理、解除には正当な理由を沿えた上で書類提出らしい。
 まぁ、妥当だな、刃引きするにも刃は無い上に、あの殺傷力だ。
 それ以外には特筆すべき事件もなく、学園都市の一日目は終わりを告げたわけだな。

 一つ気になるとしたら、エディが錬金鋼を復元した時、何も起らず怪訝そうな顔をしていた他の武芸者とは別に、信じられないものを見た、そんな表情をした武芸者を傍観者達の中に見た気がする。
 鋼糸による微塵切りの後ではなく、結果が出る前に何故その表情を浮かべられたのか。
 まぁ、ただの気のせいかもしれないが、赤毛の小柄な少女を連れた大柄な武芸者に俺は少し興味を覚えた。
 小隊員だと思うので、時間が出来たら少し調べてみるのも良いかもしれないな。




「鋼糸なしで俺にどうしろってんだよ。素手か、殴るのか、うわっ、全然スマートじゃねぇ、かっこわりぃ、スタイリッシュになんねぇ」

 うわ~、と芝生の上をころころと転がる、馬鹿一匹。
 俺が覚えている限り、幼少時以外で鋼糸以外の武器を手に取った事は無かった筈だ。
 それを考えると、確かに、気持ちは判らなくもない……が、しかしだ。
 ここが公園で人目があって、コイツはスカートで、多少は見目麗しいと言えなくも無い女である事を自覚して欲しいものだ。
 求人情報誌に目を落としながら、講義が終わった後の騒ぎを思い出す。

 あの講義の後、小隊の勧誘がエディの所へ大量に来ていた。
 確かにアレを見たら、欲しいと思う人材だろうな。
 だが、鋼糸は封印、鋼糸以外の武器の使用経験無し、しかも新しい錬金鋼の当ても無し。
 そんな状況での勧誘は流石に無謀だと話を聞いた先輩方は考えたようだ。
 新しい錬金鋼を決めた上で新たに実力を見るまでは自粛と言うことで今現在の勧誘は沈静化している。
 おかげで、こうやってゆっくり寛ぐ事が出来るのだから、俺としてはまぁ、静かで良い。

 結局、日も暮れ、求人情報誌にいくつかドッグイヤーを作った頃、エディもいい加減、転がるのに飽きたのか起き上がった。
 とりあえず、錬金鋼の事は放置しておく方向で行くわ、そう言って腹減ったーと叫び背筋を伸ばしている。
 そもそも、新入生の仮宿である、第一学生寮から引っ越す為に、良い物件が無いかと放課後を使って探すつもりではあったんだが……
 結局、コイツが無理やり俺を引っ張ってきたおかげで探す時間は取れず仕舞いと、そう言う事だな。

「そろそろ俺は寮に戻る、エディ、お前はどうする気だ?」
「ん~、とりあえず、原作フラグでも回収に行って来るわ、記念寮だったっけなぁ、多分部屋余ってるし大丈夫だろ?」

 いい加減、コイツの言う原作ってのは何か詳しく聞きたいような聞きたくないような複雑な気分だが。
 兎も角、発言から鑑みるに新しい寮の目安は既に付いてると言う事か。
 しかし、この準備の良さ、腹が立つよりまずコイツにしたら珍しいと本気で感心する。
 なるほど、案外学園に来たのは悪くなかったかもしれんな。
 このまま、ある程度、一般常識というか、世間体と言うものを学んで自立してくれたら俺の苦労も多少はマシになると思うんだが。

 まぁ、生まれた時からの付き合いだ、迷惑も何も、今更か。
 帰りに本屋に寄ってこの都市の地図と住宅情報誌でも買って行こう。
 贅沢をしなければ余裕で6年生活できるだけの金は受け取っている訳だが、卒業後の事を考えれば節約するに越した事は無いからな。

「おーい、ラスー。飯食って行かねぇ?」
「記念寮とやらに行くんじゃなかったのか?」
「良く考えたら、アポとってねー」
「……飯を食う前に本屋に寄りたい、付き合え」
「えぇー、先に飯食おうぜぇ。俺、腹減ったよ」
「飯は後だ、全く、感心して損した」
「おいおい、なに怒ってんだよ、ちゃんとカルシウム取れよ?」
「判った判った、良いから行くぞ」

 全く、コイツと来たら何時まで経っても変わらん奴だ。








 なんとなく筆が乗ったので続き。
 一応、出身都市の名前が出て、予定通り鋼糸の使用禁止。
 後は適当にだべってただけでした。
 エディは原作の主流に関わり、ラスは傍流に関わる感じにしたいなぁと将来の展望を述べてみる。
 ゴルネオフラグ1が立ちました。
 ニーナフラグ1が立ちました。
[PR]
by grass_noppara | 2009-05-11 01:19 | 駄文 | Comments(5)